金曜日に、久し振りに名古屋の弁護士に会った。
もう5年くらい会ってないように思うけれど、相変わらずだった。
30人くらい来れば十分と思っていた彼の講演は思ったよりも多くの人が聞きに来て、90人を超えた。
途中で用意していた資料が足りなくなって、慌てて増刷しなければならないほどだった。
篠ノ井の駅前で、20分ほどビールを飲んで、駅で別れた。
昔、一緒に司法試験の受験をしていた彼らは、今どうしているのだろう?
もう連絡も取れないよ。
そんな話しをしていた。
外は雨が降っていたけれど、どこか生暖かかった。
春に近づいている感じがした。
最近、会社でやっかいな問題がひとつある。
日曜日にはその解決のための準備をするために、仕事に行かなくてはならない。
土曜日は憂鬱な気分のまま映画を観たり、マンガを読んだりしていた。
日曜日には、職場に行く前に、クリーニング店に寄った。
「先々週だけど、間違ったズボンを渡しちゃったみたい。」
「あ、本当に?」
「あなたのズボンがまだここにあるのよ。違うズボンなかった?」
「全然気づかなかったけどなあ。」
そういえば、と思いながら、今回クリーニングに出そうと思ったズボンを調べてみる。
確かに、買った覚えがまったくないズボンだ。
「このズボンじゃない?俺、全然気がつかずに今まで履いていたよ。」
「あ、そうそう。このズボン。よく気がつかなかったわね。」
「本当に気がつかなかったよ。他の人のズボンだったのか。」
そのズボンのクリーニング代は無料にしてくれるのだという。よくわからないけど、さらに300円おまけしてくれる。
今度からズボンを履くときに、本当に自分のズボンなのか、少し確かめようと思った。
日曜日の仕事。
もっと早くから始めるつもりだったけれど、クリーニング店に行ったあと新しいパスポートを県庁まで受け取りに行ったりしていたので、職場に着いたのは11時30分頃だった。
それから午後5時30分まで残業をして家に帰った。
実はまだ終わってなくて、終わらなかった分は明日に回すことにした。
土曜日にDVDで観た映画は「少年メリケンサック」。パンクロックの映画だ。
一時期、パンクロックもよく聴いていた。
圧倒的にスターリンや遠藤ミチロウを聴いていた。
改めて買う気はさらさらないけれど、みちろうの「ベトナム・レジェンド」や新生スターリンの「JOY」などのアルバムは今聴いても十分聴けるアルバムのように思う。
スターリンのすごさは、基礎がしっかりできているところだと思う。
ギターもベースも驚くほどうまい。
パンクバンドには楽器が下手なバンドも多いけれど、楽器がヘタだと曲を買う気にはなかなかならない。
そういう意味では、「少年メリケンサック」はかなり下手なバンドだ。
ギターも走ってないし、ベースも頼りない。
そして、ボーカルは何を歌っているのかすらわからない。
そんな中年バンドと、マネージャーの宮崎あおいが日本を旅する話しだ。
思っていたよりもかなり面白かった。
この映画のコピーは「好きです!パンク!嘘です!」だけど、正直、今の僕の気持ちもその通りだ。
ジャンルがまったく違う音楽の映画、「奇跡のシンフォニー」という映画も観た。
後半から音楽の才能を開花させていくあたりは、あまりにすご過ぎて笑ってしまう程だ。
大人が観るには、できすぎの感があって今ひとつリアリティに欠けるけれど、中学生や高校生が観るにはいい映画のように思う。
僕は、たとえ才能が追いつかなくても、彼を守った黒人の少年にとても親近感を感じる。
佐々木倫子のマンガ「チャンネルはそのまま」(小学館)の1~2巻を読んだ。
ここのところ、佐々木倫子のマンガがあまりに取材で得たものをそのまま書くので、うんざりしていたのだけれど、このマンガは久し振りに面白かった。


