火曜日に飲み会が1つあった。
上司がいない気楽な飲み会だったので、僕は飲み過ぎる自覚があった。
日頃たまっている代休を使って、水曜日の午前中を休みにしていた。
案の定、飲み過ぎてしまい、起きたら11時を過ぎていた。
3次会でテキーラを飲んで、ジャックダニエルもストレートで飲んだ記憶があるけれど、その先の記憶がない。
パジャマを着て寝ていたから、無事に帰ってきたのだと思う。


体の不調は大したことはなかったけれど、水曜日の午後に出勤したら、9月30日(締切日)に国に提出した書類のことで電話があり、「ここの数字の根拠は何か」などと突然聞かれ、あまりに昔のことで答えられないでいると「10ページ分の数字を直して明日までにメールで送るように」などと言う。
「今まで見てもいなかったくせに、明日までかよ。」
頭に来て仕事をしていたら、二日酔いのことなんかどうでもよくなってきた。
夜遅く、帰る頃には二日酔いもすっかり回復し、また飲みに行きたいような気分になっていた。


昨年の11月末頃、カナダの友人に4万円を貸した。
「12月から就職するのだけれど、今は職がなくて家賃が払えない。就職したら必ず返すから、1か月でいいから4万円貸して欲しい」携帯電話の向こうで、そう彼は言った。
「ああ。いいよ。口座番号を教えて。」
貸したけれど、お金は返ってこなかった。
就職するって話しは嘘だったのかなあ、なんて思いながら、でもかわいそうに思えて催促はしなかった。


先日、突然、彼から電話が来た。
「お金を返すのをすっかり忘れていた。ごめんなさい。」という内容だった。
「気にするな。ちゃんと就職できた?」
「働いてるよ。僕は・・」それから3分くらい話しをした。元気そうで安心した。
家に帰ったら、メールも届いていた。簡単に訳すとこんな感じだ。


「僕だ。なんてこった。心の底からごめん。君から昨年!借りたお金を返してないことに数日前に気づいた。本当にごめん。僕はきっと地獄に落ちて火で焼かれるだろう。
長野に行ってお金を手渡ししたいところだけど、どうか銀行口座を教えて欲しい。
必ずその口座に入金するから。
ほんとうにほんとうにごめん。僕を撃ってもいい。」


返事を書いた。
「久し振り。君にお金を送って1か月待ったけれど、何の連絡もなかったから、きっと就職ができなかったんだって思った。
でも、カナダに帰るお金もないだろうから。
だからテレビのニュースで「年越し派遣村」が映っていたとき、君がいないかどうか探したんだよ。でも見つからなかった。」
久し振りに彼と話せて、そしてメールが来て嬉しかった。
翌日、口座を見たら5万円も入金してあった。


先日、仕事をしていたら上司が「タイガー・ウッズは愛人を12人も作ったらしい」と言いながら職場に入ってきた。
「すごいな。彼は。」感心してしまう。
「18ホール、作ろうとしていたんですかね。」
上司が大笑いしたあと、周りに何人も女性がいることに気がつき、今のは俺が言ったんじゃなくて風が吹いた音だ、って思わせようとしたけど、うまくいかなかった。
どうもついてない。


金曜日は特に飲み会もなく、普通に残業をして、その後長野グランドシネマズに行ってレイトショーでやっていた「イングロリアス・バスターズ」を観た。


My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters

調べたら、上映時間が2時間40分もある。
昔の映画のように、「休憩があるのかな?」と思った。


最近、冬眠前の熊のようにブルーな気分なことが多い。仕事はストレスフルで、楽しいことがない。久し振りに映画館で映画を観て、この憂鬱な気分を吹き飛ばしたかった。


映画は冒頭から緊張感に溢れていた。


My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters2

レザボア・ドッグスを初めて観たときのように、タランティーノの世界に引き込まれる。


My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters3

休憩はなかった。でも、まるでカジノで高額のブラックジャックをしているかのように2時間40分、集中力が切れなかった。


My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters1

「カリフォルニア」のときのようにブラピが素晴らしくよく、ラストも気に入った。


先日読んだ、ジェームス・ワトソンの「DNA」(講談社)によれば、ナチスのユダヤ人迫害の思想的な背景となったのは、アメリカの科学者ダヴェンポートやグラントのレポートによるところが大きい。
彼らの研究によると、移民の約80%は知能が低く、優秀ではない(=排除してもよい)ことになっていた(もちろん、それは知能テストが英語で行われたからである)。
こういった劣った者は子孫を残さないようにすべき、また排除すべきという本が、ベストセラーになり、ヒトラーのバイブルになっていた。


My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters4

だから、ユダヤ人迫害も元をただすとアメリカ発なのだ。アメリカは、アメリカに逃げてきたユダヤ人もドイツに送り返している。
そしてユダヤ人の運命は、ヒトラーに握られることになった。



My Kiasu Life in JAPAN-inglorious busters5

だから、この「イングロリアス・バスターズ」に出てくる、アメリカ人がユダヤ人を助ける話しというのはどこかおかしな感じもするし、この映画の中では歴史の真実なんか思いっきり歪めちゃっているけれど、それでもこの映画はよかった。
自分に正直になりたいと最近は思っている。
世間の評価は低くても、シールを剥がした後の粘着材のようにしぶとく僕の心に貼り付いていた憂鬱な気分がなくなっていたのだから、僕が高く評価するのは自分自身として当然だと思う。


DVDで「ジェイミー’s キッチン3」を観た。


My Kiasu Life in JAPAN-jamie's kitchen3

15人のフリーターを1年で一流シェフにする番組の集大成。
僕はこの番組を見るたびに、ジェイミーの心の広さを感じる。
俺なら、会って数時間で見放すだろう人をどこまでも見守り、励ます。
そして、ジェイミーが信じているように本当に人は育つのだ。
レシピ的には参考にはならないけれど、ストレスフルな環境で、それでも前向きなジェイミーを見ることで、僕も頑張らないといけないという気分になった。


図書館に「Dr.林の笑劇的救急問答-上巻-」というDVDがあったので、興味本位で借りてみた。


My Kiasu Life in JAPAN-Dr.林の笑劇的救急問答

医者向けのDVDなので、なんの基礎知識もない僕が見てもほとんど無駄なんだけど、それでもDVDを見ている間はわかったような気になっていた。
子供を車の中で寝かしているうちに、熱中症になった場合、効果があるのは「霧吹きでぬるいお湯をかけ、うちわで扇ぐこと」だそうだ。
そして、熱中症はその後の合併症が怖いこともよくわかった。
その後回復しても、必ず病院に行くことが大切だ。


カリフォルニアのクリスに薦められたロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」(筑摩書房)を読み終わった。


My Kiasu Life in JAPAN-金持ち父さん、貧乏父さん

「一生懸命働けば、お金が入ってくる」なんて考えだったらずっと貧乏だとこの本は言う。
金持ちには金持ちの考え方があり、その考え方をこの本は示している。
俺が信頼できる人と結婚していれば、こういった冒険もできるのになあ、と少し悔しい思いをしながら読んだ。
「持ち家なんか資産じゃない。負債だ。」そう言い切る作者には抵抗感を感じる人は多いだろうけれど、ベースにある考え方にはとても共感ができた。
思ったよりも、かなりまともないい本で、クリスの意外な面を見た気がした。


**おまけ**
今週の失敗レシピと成功レシピ


日曜日も午後から残業して、疲れて帰ってきた。
なにかうまいものを作ろうと思ったけど、作るのが面倒なので、超簡単なレシピを思いついて作ってみた。


(失敗レシピ)
1 炊飯器の内釜に米を入れて、軽く研ぐ。
2 水を切った米のうえにホールトマトを1缶丸ごと投入。
3 シーチキンの缶を開けてそれも1缶丸ごと投入。
4 小さめのタマネギを1つ丸ごとみじん切りにして、それも投入。
5 木のへらでトマトとシーチキンを押し切りする。
6 適当に塩、コショウで味付けして、少しだけ水も足してご飯を炊く。
7 炊きあがったら、チーズを大量にふりかけて食べる。


失敗の理由。
全体にぼんやりとした味で、つかみ所がない。
もう少し、パンチの効いた食材か調味料があれば、味が締まったかも。
今のところ決め手となるのはチーズの味だけど、ろくなチーズがなかったから。


ご飯が炊きあがるのを待つ間に、サンドイッチを作って食べた。
簡単にできて、すごくおいしかった。
(成功レシピ)
1 サンドイッチ用の小さな薄切りスライスした食パン(今回は「Pasco超熟サンドイッチ用パック14枚」を使った)2枚に、マヨネーズを薄く塗る。
2 それぞれにコショウ、刻んだパセリを振りかける。
3 その上に薄切りのロースハムを載せる。
4 切れているカマンベールチーズ(今回は「明治北海道十勝カマンベールチーズ 切れてるタイプ」を使った)を適当に指でつぶして、広げる。
5 3で4を挟めばできあがり。


最後に、ジェイミーからの受け売りだけど、料理が上手になる秘訣の1つを教えたい。


「いろいろな店をよく見て歩くこと。そしてどこの店に何が売っているのか、ちゃんと覚えておくこと」。


今回は使わなかったけれど、クラフトのチェダーチーズのスライスチーズ、いつもまとめ買いするんだけど、限られたスーパーしか売ってないんだよ。
このチーズ、すごくおいしいから、売ってる店を見つけたら絶対に忘れないようにした方がいい。