金曜日は、職場の忘年会があった。
戸倉上山田温泉で1泊する。


ほとんど男ばかりの飲み会で、恋とか出会いはまったく無縁の飲み会だ。
コンパニオンもいない。
職場の同僚の1人が、女装してミニスカートのサンタの格好をしていた。
女装映えのするスタイルらしく、妙にセクシーできれいだった。


10時頃まで、ひたすら飲み続け、それからまた部屋に戻って飲む。
僕は、2次会場の部屋には行かず、幹事の部屋に行ってずっと同僚と桃太郎電鉄をしていた。
今回も、わざわざ桃太郎電鉄とPS2を持って行った。


夜の2時頃に飲み会も終わり、僕は麻雀に誘われた。


年間を通してネット麻雀をしているが、夏の間は何をどうやっても勝てなかった。
どんなゲームでもそうだが、麻雀も最終的には自分との戦いだ。
運が向いた一瞬に勝てるか否か。
そのときの集中力で勝負は決まるような気がする。


最近は、麻雀で負けなくなった。
(元?)柔道の石井が言うように「鮮やかな技で勝たなくても、勝ちは勝ち」ということに徹しようとしているからだろうか?
ずっと気を張るのではなく、勝負の一瞬をかぎ分けて、そのときだけに集中しようとしているからなのだろうか?
本当のところはよくわからない。


4時までビールを飲みながら麻雀をして、1位だった。
でも、最初から勝つだろうなって思っていたから(負ける気がしなかった)喜びも薄かった。
トイレに行ったら、誰かが豪快に吐いたあとらしく、吐瀉物が床を覆っていた。
大学時代に戻ったような気がした。


朝は7時に起こされて、ご飯を食べた。
旅館の朝ご飯のおかずが多かったので、僕はご飯を3杯もお代わりして、食べ過ぎてあとから苦しかった。


結局、温泉には1回も入らなかった。
着替えすらせず、睡眠時間も短かったので、あまり1泊したという実感がなかった。


家では疲れと2日酔いとでふらふらしていた。
よく眠った1日だった。


DVDで(今頃だけど)バットマンの映画である「ダークナイト」を観た。


My Kiasu Life in JAPAN-ダークナイト1

恥ずかしながら、観終わるまで、ダークナイトというのはジョーカーが冗談半分で自分自身につけた名前だと思っていた。
ポスターにもダークナイトってタイトルの下に、ジョーカーがいるし…。
バットマンのことだったのか…。
確かに。考えてみれば、それはそうだ。


My Kiasu Life in JAPAN-ダークナイト2

音楽も、キャストも演技もいいし(特にジョーカーの存在感!)、文句のつけられないいい映画だけど。
でもどこか、例えばどうしたらドラマが深くなるか、とか、どうしたらバットマンの存在にリアリティを感じさせることができるか、といったところに、高度な頭脳を集めて、市場調査をしましたっていうハリウッドの計算高さを感じてしまって、純粋な気持ちで僕は楽しめない。


My Kiasu Life in JAPAN-ダークナイト3

この映画には通常のアクション映画にはないリアリティがあるが、ちょっと冷静に考えると、なんであんな変な格好をしてからでないと悪と戦えないんだよ、って根本的な疑問にぶつかってしまう。
バットマンとジョーカーは、どっちもコスプレーヤーだから妙に通じるところがあって、でも似ているからこそ憎み合っているんだろ、なんて思ってしまう。


2時間30分もの長い映画だって、観終わってから気づいたほど、正直、面白かったんだけど…。
心から楽しめなかったと思うのは、僕がハリウッド映画の存在そのものを好きだけど、嫌いだからなんだと思う。


日曜日には、友達にちょっとした頼み事をして、それから時間があるというので、一緒に長野ロキシー1に「ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン! 」を観に行った。
http://hotfuzz.gyao.jp/


My Kiasu Life in JAPAN-ホットファズ

コメディ映画だとばかり思っていたのだが、違っていた。
タランティーノ風のアクション、本格的なサスペンスの要素も盛り込み、ちょっと変わった映画に仕上がっている。


ロンドンで検挙率ナンバーワンの超敏腕巡査が、「君と仕事をすると、自分がバカに思えてくる」という理由で、ど田舎に左遷される。
その村は、まったく犯罪のない、美しい村なのだが、何かがおかしいことに気づく。
事故が、やたらに多いのだ。それも、限りなく事件に近い事故が…。
しかし、警察の他の署員は取り合ってくれない。
あくまでも事故だと言い張るばかり。
巡査はだんだんと自分の頭がおかしいのではないかと悩み出す…。


My Kiasu Life in JAPAN-ホットファズ2

ストーリー自体は笑いよりも緊張が続く映画だ。
個々のアクションはかなり笑えるけれど。


My Kiasu Life in JAPAN-ホットファズ3

話しは全然変わるけれど、この前、ヒストリーチャンネルでDday以降の対ドイツ戦争の記録を見ていたときに、あるアメリカ兵の話に思わず笑ってしまった。
彼は言う。
「初めて、イギリス軍と出会ったとき、最初は彼らは自分たちのことを信じてくれなかった。ドイツ兵が攪乱しようとしているのではないかって疑っていたらしい。でも、やがてその疑いも解けて、一緒に戦った。
ある時、銃撃戦の最中に、気づいたらイギリス兵が周りから一人もいなくなっていた。慌てて、逃げたらイギリス兵が集まって座っていた。
『何をしているんだ!』って怒ったら、イギリス軍のやつらは『お茶の時間だから』なんて言うから『アメリカの海兵隊にはお茶の時間なんてない』って怒りましたよ。」


そんな伝統なのだろうか。
イギリスのアクションは、真面目なんだけど、どこか緩いところがあって心の奥の方でおかしみを感じて笑ってしまう。


おかしかったといえば、この映画のエンドロールも面白かった。
僕はもともとエンドロールはあまり観ない方だけど、映画館では暗いし、周りの迷惑になると思ってつまらないキャスト名の羅列を眺めていることが多い。


この映画では一羽の白鳥が(もちろん本物の白鳥)、重要な役を演じている。
役者の名前を観るという気もなく眺めていたら、警察官1とか、スーパーの店員1とかいう役名に並んで、白鳥という役名も並んでいて、そこに「エルビス」って名前がついていて笑った。


友達とはその後に別れて、1人で家に帰ってきて、鶏の胸肉を焼いて食べた。
忘年会でもらった大量の赤ワインをかけて、仕上げた。
まあまあのできだった。


今日はよく晴れていたのに寒かった。
まるで俺の心のような、すがすがしい1日だった。