月曜日に埼玉まで日帰りの出張に行った。
いろいろとあって疲れ果てていたけど、職場に戻って10時過ぎまで仕事をして帰った。


翌日の火曜日も埼玉まで日帰りの出張に行かなくてはならなかった。


朝6時30分頃に起きて、シャワーを浴びているときにふと「昨日、出張に行ったときにはファイルが重くて大変だったけれど、今日は軽くていいなあ」なんて思っていた。
「でも、なんで今日はファイルが軽いんだっけ?」


ちょっと考えてみて、持って行かなくてはならないファイルを職場に置きっぱなしだったことに気づいた。
同じ目的で出張に行くのだから、火曜日だけファイルが軽いなんてことはありえないのだ。


シャワーを浴びながらいろんな選択肢を考えた。
ファイルなしでも何とかならないかとか、自家用車で職場にファイルを取りに行って駐車場に車を駐めておくとか。


でもファイルなしではやはりうまくいかないし、駐車場の問題や、職場までの道路の車線制限(朝はバスとタクシーしか走れないレーンがあって、一般車は必ず大渋滞する)とかを考えて、タクシーに乗って職場に行き、ファイルを持って駅まで急ぐってことにした。


着替えをしながらタクシー会社に電話をし、7時に迎えに来てくれるように頼む。

家の近くまで来たタクシーに乗り、職場まで行ってもらう。
「間抜けな話だよな。」
タクシーに乗って、窓から外を見ながら思う。


職場に着いてファイルを見つけると、それを持って長野駅まで歩いた。
新幹線は7時55分発だった。
「ファイルはやっぱり重いなあ」と思った。


疲れるけど埼玉への出張は、帰りに新幹線のなかで寝られるのがいい(行きは寝過ごさないためと、後々のために仕事をしていることが多い)。
ただ長野駅まで戻ったときに、「このまま家に帰ってしまいたい」という思いに悩まされるけれど…。


週末も仕事をしていた。残業代も出ないのに。
何が楽しくて生きているのか、客観的な目で自分を見ると不思議な気分になる。


金曜日の夜、家に帰ると乙種第4類危険物取扱者の試験結果が届いていた。
人事調書の締め切りが間近だったので、調書上では勝手に「合格した」ことにしていた。
今さら落ちるわけにもいかない。


ちょっと緊張しながら結果を見ると、合格していてほっとした。
正答率は法令(100%)、物理・化学(90%)、性質・消火(100%)だった。
次は乙種第1類~3類を受けて、その次に乙種5類と6類を受けて、来年には乙種すべての免状を取得するつもりだ。


こうの史代の「夕凪の街 桜の国」(双葉社)というマンガを読んだ。


夕凪の街

戦時中、広島の原爆の被害にあった女性の物語だ。


自分が幸せになりそうになると、あのとき見殺しにした多くの人のことを思い出して、幸せになることができない。
そんな優しく、まっとうな女性が、でも最後には自分自身も死んでしまう。
「嬉しい?十年経ったけど 原爆を落とした人はわたしを見て「やった!またひとり殺せた」とちゃんと思うてくれとる?」
「ひどいなあ てっきりわたしは死なずにすんだ人かと思っていたのに」


原爆というと「原爆は悪い」という当たり前の主張を声高に叫ぶ人が多くて、聞いている側がぐったりと疲れるものだが、このマンガは静かに語りかけてくる。
そして、読者自身の心の中から「原爆はひどいな」という思いがわき上がってくる。
映画化もしたらしい。いつか観てみたい。


こうの史代の「街角花だより」(双葉社)も読んだ。


街角花だより

こちらはマンガの途中に入っているカットの絵がタッチや構図も含めて素晴らしく、そのカットだけは見る価値があるが、ストーリーは凡庸で(かなりひどい部類に入るかもしれない)人にはすすめられない。


週末にRADIOHEADの「KID A」を聴いた。


KID A

RADIOHEADを聴くのは初めてだったが、素晴らしくいい。
カラオケで歌えるようなロックではない。
何が「いい」のか僕はうまく表現できないけれど、自分のなかに昔からあって、自分が聴くべきだった音楽に出会ったような感じがする。


RADIOHEADのほかのアルバムも聴いてみたい。