水曜日に、途中までできた台本を持って劇団の練習に行く。


職場にはまだまだ仕事をしている人がたくさんいる。
「もう今日は終わり?」などと声をかけられる。
「僕は先輩のように、仕事に向いてないから仕方がないんですよ。」
彼のために、歌の歌詞を書いてあげる。


決算書を見て ららら 星のかなた
ゆくぞ ××× 12時過ぎまで
心やさしい ららら 経理の子
10桁電卓 ×××××
(×××はその人の名前)


本当は10桁電卓なんかでは用をなさないので、12桁電卓が必要なのだが、語呂が悪いので10桁電卓にしておいた。
印刷して渡したら、苦笑いをしていた。


練習会場になっている公民館に着く。
僕が着いた頃には皆ストレッチをして、発声練習に入っている。
僕も発声練習をしてみる。
あまりに声が出なくて笑ってしまう。
中学生の頃は声がでかいからって応援団までさせられたのにな、と思う。


台本は、キャラ作り表を見ながら適当に書いたのだけど、かなり好評だった。
まだ途中なんだけど、11ページくらい書いた。
出だしとしてはまあまあだと自分でも思っていたんだけど。


早速、本読みをするというので、僕も一緒のテーブルについた。
かなり書き込んだつもりだったけれど、これだけ書いても、たった10分で終わってしまう。
これからどう話を持って行くのか、意見を聞きながらまとめていく。
今回のブレイン・ストーミングは不発だった。


もっと大きな流れを見つけてこないと、芝居の最後までだらだらと飲み屋の会話みたいなものが続くだけで終わってしまう。
その流れが、なかなか見つからない。


土曜日は仕事もなく休みだった。
午前中はゆっくりと寝て、午後は「ワイルド・シングス2」のDVDを観て、西原理恵子の「できるかな クアトロ」(扶桑社)を読み終わった。


ワイルドシングス2

「ワイルド・シングス2」はまあまあだった。
俳優がもっと魅力的だったらもっといい映画になったと思う。
いずれにしても、この作品はたった21日で完成させたのだというから、その点だけはすごい映画だ。


できるかなクアトロ

「できるかな クアトロ」は相変わらずの西原ワールドで、前半、正直だれる。
でも「パチクロ」と「いけちゃんとぼくのあとがき」の短編漫画は胸を打つものがある。
ひどい人生観とその人生観に沿った人生を歩いているからこそ見えてくる普遍的な叙情がここにはあって、これがあるから僕も西原の漫画をやめられないのだと思う。


「いけちゃんとぼくのあとがき」は、西原が声をかけても、ざりがに釣りに夢中になって返事もしてくれない男の子の話だ。
表紙を入れてもたった6ページのその話はこう終わる。
「わたし あなたのこと 好きだったの。」
いい言葉だなあって思って、それからしばらくそのカットを見ながらぼーっとしていた。


今日の日曜日も朝は10時過ぎまで寝て、それから「ロード・トゥ・パーディション」をDVDで観た。

ロードトゥパーディション
トム・ハンクスの演技もよかったが、ポール・ニューマンには凄みがあった。
僕は昔からポール・ニューマンが好きだ。
彼の表情には、どんな演技をしてもいつも「人が知ってはいけない秘密を知ってしまった」ような暗い影がある。
その影がとても魅力的だ。


これから台本の続きを書いて、あ、そうだ。忘れるところだった。
英検の勉強もしなくては。
するのかな?俺。本当に…。