昨日は土曜日で休日だった。
洗濯をして、ゴルフの打ちっ放しに行って、温泉に行ってから仕事に行こうと思っていた。
洗濯をした後、冷蔵庫のなかに肉があるのを思い出して、朝からフライパンで焼き肉を作って食べる。
サンチュに焼き肉とキムチを載せて、マヨネーズをかけて食べるとおいしくて、満腹するまで食べてしまう。
他の人はどうか知らないが、僕は満腹すると眠たくなる。
耐えられないような睡魔に襲われ、2度寝して起きたらもう午後の1時だった。
着替えて仕事に行く。
3時頃から始めて10時までずっと仕事をしていた。
それでも、まだ終わらない。
「明日、ガッツがあったら、また仕事に来るよ。」
まだまだ仕事をしている同僚に言う。同僚がうらめしそうな顔で僕を見る。
「僕なんかもうガッツがないですよ。でも、明日も仕事です。」
「大丈夫。そういう君の方が僕よりガッツあるから。」
夜、運転しながら「何が楽しくて俺は生きているのかなあ」と思う。
今から100年経ったら、俺の存在なんか誰も覚えていないし、俺のした仕事なんて何の興味も引かないだろうなあ、と思う。
なのに、どうしてこんなに苦労して仕事を続けているんだろう?
空しさばかりが募る。
どこで人生間違えちゃったんだろう?
ちょっと考えただけで思い当たることが多すぎて、うんざりする。
普段、職場への行き帰りに「総合英語フォレスト」という英文法の本を読んでいるのだが、なかなか読み終わらない。
退屈で仕方がないのだが、それでも600ページのうち360ページくらいは読み終わった。
3月中に読み終えるつもりだったのだが、とても無理だった。
並行して最近はマーク・ハッドンの「夜中に犬に起こった奇妙な事件」(早川書房)も読んでいる。
これは子供向けの本なのだが、僕は最初、英語で読もうとして、途中からなんだかわからなくなって挫折してしまったのだ。
日本語で読んで、僕が挫折したのは、日本語で読んでも何だかよくわからない部分だったのだ、と言うことに気づいた。
読み終わって面白かったら、もう一度、英語でチャレンジしてみようと思う。
先週の日曜日には、デンゼル・ワシントンの映画「デジャヴ」を長野のシネマコンプレックスで観た。
映画の日で1000円だったのに、思ったより映画館は空いていた。
デジャヴ(既視感)がらみの話なので、きっと前世とか、そんな話をベースにしたサスペンス・ストーリーなんだろうな、と勝手に思いこんでいたのだが、実際には本格的なSFだった。
不必要なカーチェイスに、途中うんざりもしたけれど、ラストの10分間は手に汗を握るような展開で、ずっと緊張していた。
まあまあ、お薦めかなあ。
ラジオを聴いていたら、ハーレー・ダビッドソンに乗っている59歳の男が話をしていた。
サイドカー付きのバイクなのに、誰もサイドカーに乗ってくれないと彼は少し淋しそうだった。
昔、トシオという友達を乗せて高速道路を運転しているときに、サイドカー付きのバイクを見かけたことがある。
サイドカーには女性が乗っていた。
「サイドカーって視線が低くて速度感が増すし、トラックの車輪がすぐ隣を通過するわけだし、自分でコントロールできないから怖いよな。あれに乗る女は本当に勇気あるよ。」
僕が言うとトシオは「バカだな。あれはサイドカーの方で運転しているんだぜ」と言った。
僕はこの話が好きで、今までいろんな人に話をした。
今も思い出すたびに笑ってしまう。
そしてそれからいろいろと思うのだ。
昔読んだ半村良の伝奇シリーズに、植物が人間を利用して繁殖しようとしている話があった。
人が危機に瀕している植物を救おうとするのだが、実は植物の方で人を利用しているのだった、という話だった。
人間がそのように行動することを、植物が察知して、利用したのだと。
思い込みに縛られずに、コントロールをしているのはどっちなのか考える、という視点は確かに興味深い。
