早稲田への世界史〜第08講:近世ヨーロッパ Ⅲ(ヨーロッパの海外進出)〜 | 眠れぬ夜のぼやき話

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やっとこさ8回目ですよ。

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第08講:近世ヨーロッパⅢ(ヨーロッパの海外進出)


【授業前の戯れ言】


オランダ領東インド総督ファン=デン=ボスは1830年に強制栽培制度を実施したのは入試頻出事項ですよね。

1830年のフランス七月革命の影響を受けて、ベルギーがオランダから独立。

ベルギー独立によって経済力が落ちたオランダは、それを補填するためにジャワ島において強制栽培制度を実施したわけであります。



ファン=デン=ボスが実施した強制栽培制度とは、

5分の1の耕地にコーヒー・サトウキビ・藍などを強制的に栽培させ、オランダが安価で買い上げる制度でした。

オランダはこれらの作物を輸出して莫大な収益をあげますが、ジャワでは米不足がおこり、飢饉が続発するのでした。

ここまでが入試の話ですが・・・、

これからは入試に関係ない話でも・・・。

実は、東南アジアってコーヒー豆の栽培に適しているんですよね。

有名なところでは、インドネシアやヴェトナム。

東ティモールもコーヒー豆の生産がさかんですよね。

で、インドネシアに世界で最も高価なコーヒーがあるわけですよ。

そのコーヒーはコピ・ルアクといい、幻のコーヒーと呼ばれています。



コピ・ルアクとは、インドネシアに生息しているジャコウネコがコーヒーの実を食べた際に、消化されず排出された豆から取れるコーヒーなんです。

ジャコウネコの体内の酵素分解過程でアミノ酸の苦味が加味され、コピ・ルアク独特の香りと味が作られるそうなのであります。

豊かなコクと、酸味、苦みともにバランスが良く、得られる量が少ないため、希少価値は極めて高いわけなのであります。



コピ・ルアクの豆って白いんですよね。

ホワイトチョコレート?みたいな感じなのであります。



異次元な味ですよね。

ボク的には酸味が強いかなと・・・。

でも、1杯1800円位が相場ですからね・・・。

貧乏舌なボクにはコピ・ルアクの価値がわからないわけであります。

ボクから言わせれば、ウンコーヒーですからね。

物の価値がわからない中年なのであります。



でも、コーヒー好きなら一回くらいは飲んどきたいですよね・・・。


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