2022(R4)年1月の読書 | ゆきんこのブログ

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我が家の犬猫、保護犬、そしてゆきんこのブログです。

1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊も読めました。
読んだページ数:1142
ナイス数:29

恋の絵本 (5) ぼくの ポーポが こいを した恋の絵本 (5) ぼくの ポーポが こいを した感想
『コンビニ人間』を著者、村田沙耶香さんの絵本ってどんなんだろうと惹かれて読んでみた。 ぼくのおばあちゃんがぼくがサンタさんからもらったぬいぐるみポーポと結婚するのにぼくが反対している話。高齢者がぬいぐるみを愛する話である。よくある話だろう。 ミカおかあさんとユカおかあさん、二人出てくるのが不思議だった。二人は結婚に賛成。 絵が独特な感じで不思議な感じを盛り立てていた。私はあまり好きではない画風だったが。
読了日:01月30日 著者:村田 沙耶香
「奴隷」になった犬、そして猫「奴隷」になった犬、そして猫感想
2012年改正動物保護法がまだペットショップの意向に偏っていること、2019年の保護法がなんとか大改正されたことが述べられている。主な論点は犬猫を親から離すのを主に7週(49日)規制から8週(56日)規制に変えられるかであった。8週規制に2019年の法改正で変えられたものの、天然記念物になっているものは外されている。 改正に反発があるのは日本人が小さいかわいいものを好むのでなるべく小さいうちに売った方が売れるという商業ベース、金儲けの考え方である。国民の意識も変えなければならないと思う。終章よかった。
読了日:01月29日 著者:太田匡彦
52ヘルツのクジラたち52ヘルツのクジラたち感想
本屋大賞の本。貴瑚も虐待を受けてきた。うまく伝えられない。でも「52ヘルツのクジラの声」を聞いてから気持ちが穏やかになり眠られるようになった。52ヘルツのクジラの声は伝わらない。 自分と同じである。母親に虐待を受け「ムシ」と呼ばれていた声を伝えられない少年愛(名前がわかるまでは52と呼ぶ)と出会い暮らしていく。信用できる仲間にも恵まれる。 貴瑚を助けてきたアンはトランスジェンダーで、いろいろな問題を含んだ物語だった。
読了日:01月27日 著者:町田そのこ
ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実 (中公新書)ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実 (中公新書)感想
ヤングケアラーとは家族にケアを要する人がいるため家事やその家族の世話を担う18歳未満の子供のことである。 ヤングケアラーは最近友達の子供が母親を助けていてそのことをZ世代のNHK番組で見てから初めて知った言葉であるが、それ以来ヤングケアラーに関する本や言葉が目につくようになった。本書は日本のヤングケアラーの問題や対処方と比較してイギリスのより進んだヤングケアラーの法律や支援が書かれている。法律ももちろんであるが、ヤングケアラーの負担を削減、共有できる社会的な支援が絶対に必要であると思う。
読了日:01月11日 著者:澁谷 智子
九十歳のラブレター九十歳のラブレター感想
90歳の社会学者の著者の妻隆江が2019年9月16日亡くなるまでの二人の生活が記されている。 妻を大切にする仲のいい関係が暖かく描かれている。最後は90歳と89歳の夫婦だっのだが妻の最期まで甘い関係だった。妻が亡くなる7ヵ月前まで旅行も行ったとが書かれている。最後の旅行は沖縄・奄美へのクルーズだった。
読了日:01月06日 著者:加藤 秀俊

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