2月の読書メーター
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1冊でも読めればいいか。
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脳科学者の母が、認知症になる: 記憶を失うと、その人は“その人"でなくなるのか?の感想
脳科学者は本人で母親が脳科学者ではないことに今気づいた。脳のどこで症状が起こっているかの分析は細かくされいた。主に海馬と偏桃体と眼窩前頭皮質に異常が起こるとアルツハイマーの症状が出るようだ。やる気もなくなりいろいろな区別がつかなくなる。家族、親しい友人がわからなくなることもある(相貌失認)。でも適応能力、感情機能は残っている。だから題名の"その人"でなくなることはない。周りが暖かく見守ることが大切。哲学者カントも晩年アルツハイマーだったということはあまり知られていない。
読了日:02月11日 著者:恩蔵絢子
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