さなえ、ちさ、さつきです。
斜め向かいの家の持ち主で毎週そうじにしにくる老夫婦が
ある日我が家に来て「ピンポーン」
なんだろうと出てみると
「子犬の貰い手、誰かいないかね。」
それ私がいつも知りたいことですが・・・
「私、言いましたよね。
犬を飼い始めたときに不妊手術はして下さいねと」
「手術するのがかわいそうだと思ってね。」
「こうなることがもっとかわいそうなのです。」
私は怒りを抑えることができませんでした。
犬を飼うのはたいへんだと言うので
なんで飼ったんですかと聞くと
40過ぎた息子が失恋したのがかわいそうで
買い与えたそうです。
小さい子供におもちゃを買い与えるのといっしょにしている、この人達・・・
この犬の前に飼っていた犬二匹放し飼いにして
交通事故にあって死んだそうです。
一匹目で学習して欲しかった・・・
悪い人たちではないですが
犬のこと、飼うには知らなさ過ぎます。
「新しい家族を見つけるにはお金が掛かります。
駆虫してからワクチンを必ず打ってください。」
とお願いしました。
彼らはこの時子犬三匹を車に乗せてきていて
このまま私がハイ、引き取りますとでも言うと思っていたのでしょうか。
とにかくその日は帰ってもらいました。
四日後にまたやって来たのですが
駆虫もしていないし、説明しても通じているのかよくわからず
このままでは子犬たちがどうなるかと思うと怖くなり
「私が預かります」と言いました。
そしてやってきたさなえとちさとさつき。
私が名前を付けました。
彼らは名前どころか、この子たちをみんなオスだと思っていたくらいでした。
さなえ
ちさ
さつき
新しい家族、募集中です。