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青梅、吉野の梅郷。

以前から吉川英治記念館など、訪れていたので、
近くに梅の公園があることは知っていましたが、行ったことはありませんでした。

何故って、梅の時期は混むのよね、駐車場探すだけで大変なのよね、
と思うだけでうんざり。

それでも春の陽気に誘われ、夫とふたりでドライブしてみる気になったのは、
歳のせいで少しは気が長くなったのでしょうか(笑)

日曜日の昼近い時刻、
案の定、吉野街道沿い、梅園周辺の私設駐車場はどこも満車の張り紙。
どうしようかなと思案しつつ、
梅郷四丁目の交差点で何となく、JR青梅線の日向和田駅方向に右折。

こっちの方向には、英治ゆかりの紅梅苑というお菓子司があったのよね、
なんて思いだしつつゆっくり車を走らせていると、
右手にガラ空きの駐車場発見!

とりあえず車を止めて周囲を見れば、
「十割そば ○○」の看板が。
ここは、お蕎麦屋さんの駐車場だったのね!

お昼も近いことだし、駐車料金代わりにお蕎麦も悪くないかも。

お店の前まで行って驚きました。
お店の中に入り切れない人が長蛇の行列。

何の知識もなく来たけれど、どうやら有名なお蕎麦屋さんみたい。

行列は当分縮まりそうもないので、
先に梅見をしてからお蕎麦をいただくことに、夫と意見一致。

青梅市梅郷は地名。
吉野街道とJR青梅線に挟まれて多摩川が蛇行して流れるこの地域は、
日向和田駅から二股尾駅までの東西4キロにわたって、
梅農家が点在し、春には一面梅の花で満たされるのです。

その中心的に位置する梅の公園は、パンフレットによれば、
120種、1500本の梅の木がある山の斜面を利用した自然公園とか。
青梅市が昭和47年に整備、開園したのだそうです。

梅園というと、熱海の梅園とか水戸の偕楽園とか、
これまでにいくらも経験していたはずなのに、
エー、梅ってこんなに迫力あったっけ!

梅に対して正直、こんなに圧倒的な量感を感じたことはなかったような……
で、気がつきました。
この自然公園は谷合いにあるため、
満開の梅の花を、私たちは谷の上から見下ろすことができるのです。

梅の花を下から見上げた経験は数あるけれど、
上から見下ろしたことはなかったとは言わないけれど、
こんなにたくさんの梅の花をしかも満開の時期に見下ろしたのは初めて!

紅や白、薄桃色の梅の花がグラディエーションとなって煙るように春の野を埋め尽くす光景は、
ほんと圧巻ですよ。

花見といえば梅だったのは遠い過去のこと、
日本人には何といっても桜、と信じていましたが、
梅の神通力も決して色褪せていないことを思い知りました。

梅の魅力を再認識したところで、
件の十割そばへ。
行列はさっきよりほんの少し縮まっただけでしたが、
梅に満腹したので待つ心のゆとりが。

1時間ほど待たされて賞味した十割そばは、
「待つほどの味でも……」と、夫とふたり再び意見一致。
そばはぼそぼそ、少々ゆで過ぎのせいか腰くだけ、
つゆは濃いわりには単調で深みが感じられず。

店の冷房が利きすぎていたため、ふたりとも温かいそばを注文してしまったので、
ざるにすれば違ったのかも。
 
国産そば粉十割のとろろそば1400円、
同天ぷらそば1600円。
〆て3000円の駐車代は高かったのか安かったのか?