さて、自己導尿がはじまって2週間少々過ぎました。今回はそんな話に加え、謎の食欲不振の話を。
自己導尿は、いきなり尿路感染で40℃の熱を出しPCR検査を受けることになったりという出だしでしたが、その後は順調です。おおむね3時間から4時間に1回のペースで、自宅にいればそのままのタイミングで自己導尿をします。
いっぽう、外出先では、普通の個室だとカテーテルを共用の洗面台で洗うことになってしまうため、「多機能トイレ」を使っています。そうすれば室内に手洗い場がありますので。
けっして、「多機能トイレ」は変な目的で使っているわけではありません(ネタが古すぎるw)。
自己導尿を始める前、僕の膀胱には500ml尿が溜まっているといわれました。しかし、「自己導尿」が「日常」になってからはだいたい300mlで、少し時間が空いたり飲水量が多いと400mlになりますが、500ml出したのは1回あるかないか。
どうやら、「時間の間隔」と「飲水量」で決まるみたいですね。ちなみに、40℃の高熱を出して救急搬送されたときは「水腎症」状態になっていましたが、看護師さんに導尿してもらったらきっちり500ml出たそうです。
そりゃね、8時間溜め込んでたわけですから。
そんなわけで、朝起きてすぐ、そしてそこから3時間おき、空いても4時間以内に「自己導尿」する生活にはすっかり慣れました。出かけるときは導尿のセットをビニール袋に入れてバックにしまうのも定例になりましたし、外出先での導尿も苦ではなくなりました。
おそらく、「できるだけ自由に生きたい」という思いは意識的にも無意識にも一致するのは今回思った以上に早かったようです。
いっぽう、「食欲不振」の「ようなもの」に最近悩んでいます。とにかくお腹が減らない。気付けば十数時間何もカロリーのあるものを食べていない、なんてこともざらにあります。
この状態で、糖尿病の薬は飲んでいるわけですから当然「低血糖」のような症状を起こすわけです。現に、今月だけで数回起こしています。
実は、これは今に始まった話ではなく、年末年始のあたりから始まっています。「お腹が空いた」という感覚がほとんどなく、「あ、時間だからなんか食べなきゃ」という感じ。で、食べてしまえばモリモリ食べられる。
異常でしょ?(笑)
これは「食欲不振」ではないですよね。なんて言えばいいだろう。糖尿病科の先生に話しても「何かの病気」といわれるわけでもなく、「意識的にとにかく何か食べてください」と言われます。
ちなみに、血糖値は全く下がっていません(笑)。まとめ食いのようになっているのがよくないみたいですね。
では、年末年始のあたりに何があったのか、これを紐解いていくとある程度原因が特定できます。
キーワードは、「いびり」。
ある人からの、その「いびり」自体は昨年の6月から陰でコソコソ始まっていたようです。そして、時々なぜか私に不満をぶつけてくるようになったのです。
それが、年末に「公の場」でおこなわれたことが、ひとつのトリガーになった可能性があります。
同じ人から、5月には「誹謗中傷」も受けました。同時期に訪問看護師からの嫌がらせも受けました。
僕は、幼少体験(教師や同級生からのいじめ・嫌がらせ)の洗礼を9年間受け続けてきたので、他人からの攻撃には人一倍敏感に反応してしまいます。
これ自体、別に悪いとも思っていませんし、良いとも思っていません。そういう問題ではなく、そういう経験をくぐりぬけてきた人間が引き起こす当然の防御反応なわけで、「仕方ない」ものと考えています。
「防御反応」状態になると、「食べる」ということへ気持ちが向かなくなります。「食べたくない」ではなく「食べる」ことが「頭の中にない」状態に、僕は半年以上置かれているんだと思います。
だから「意識的」になにか食べないとならないのです。多分ね。
「自己導尿」はスムーズに進む中「食欲不振のようなもの」は長期間継続しているのが今の僕。意識にはない、無意識の中に「攻撃に対する防御反応」を取り続けているとすれば、気付いていないだけで相当苦しいこころの状態になっているのかもしれません。
意識の中に「不安」はほぼありません。でも、「無意識」の中に「人から攻撃された恐怖」が渦巻いているのだとすれば、今度はそれを解消する方法も考えなければなりませんね。
そう思うと、重ね重ね出生の不運、それ以上に小学校の教諭からのいじめ、という耳を疑うような現実を思い出しため息をつくしかないのです。