ものごとには、すべて「原因」ち「結果」があります。「原因不明」も「原因がない」のではなく「原因が分からない」だけのこと。
この「原因」と「結果」をきちんと伝えていない報道が多いのです。
いちばんとばっちりを喰らっているのは「カラオケボックス」。実は、実際には「集団感染」が発生したことはないのに「集団感染が起きやすい場所」とされてきました。
そして、今北海道を中心に起きている「カラオケ喫茶」での「集団感染」。
「昼」に「高齢者たち」がよく集まる「カラオケできる飲食店」で集団感染が起きた。だから、「昼カラオケ」はよろしくないい。
みんな聞くとこう思ってしまいます。では、今回の例で出てくる単語で、「悪」ってあるでしょうか?
①昼
②高齢者
③カラオケできる喫茶店
④昼カラオケ
・・・どれも悪くないですよね。強いていえば、「集団感染を起こしてしまったカラオケできる飲食店」に問題があったkもしれません。
ただ、「何が集団感染をもたらしたのか?」まで考えてみている記事はほぼ見かけません。
それぞれで事情が違うのでコレっていうのはありませんが、全員がマスクを外していた、つばなど(飛沫)が飛んだマイクを消毒せずに使い回していた、この「うっかり」こそ、これからきちんと見ていかなければならないところです。
今回、カラオケ業界がたたかれ、高齢者が悪者のようにされていますが、これでは「新しい社会様式」は完成しないでしょう。「原因」を見ずに「結果」だけに目をやると、「進歩」しません。
これは、普段から起きている災害にも言えることかもしれません。僕は、防災に関わる人園として「原因」と「結果」の両方をきちんと見る、ということはできる範囲できちんとお伝えしていきたいと思います。