本日、神奈川県相模原市で、大変悲しい事件が起きてしまいました。
ニュースで大々的に報じられているので、詳細は省略します(書くことすら今のぼくには苦痛です)。
実は、このニュースがきっかけで今日1日寝込みました。それだけショックが大きかったようです。原因がこれとわかるまで時間を要しましたが。
今日は病院(糖尿病代謝科)だったのですがゆぅに薬だけもらいに行ってもらいました。
何がショックだったか?
犯人の発言の数々です。
・障害者は迷惑だからこの世の中にいらない。
・重複障害者は安楽死できる制度を作るべき。そのほうが家族も楽になる。
一見、「何いってるんだ、こいつ?」と思う方が多いと思いますが、このブログの読者ならお分かりの通り、重複障害者(心臓・左指・双極性障害)であるぼくには胸に突き刺さるどころかえぐりとられる言葉でした。
確かに、迷惑かけてます。
・医療費は無料、つまり税金。
・バス代は無料、これも税金。
・生活費の一部は障害年金。
・前の会社では精神の波で周囲に迷惑かけまくり。
・家族や友人には今までもこれからも迷惑かけまくり。
確かに世の中にいなかったほうがいいよね、いちゃいけないよね、と思ってしまいました。
ただ、ニュースを見ているうちに、今回事件の現場となった障害者施設を解雇されたことを「逆恨み」し、今回の逆恨み犯罪を正当化するだけの「言い訳」に過ぎないことに気付きました。
こんなことで45人も刺して、19人の命を奪ったのか。
許せない。
まあ犯人は間違いなく自らの命をもって罪を償うことになるのでしょうが、それでこの話を終わりにしていいのか、とも思います。
きっと、世の中には、
障害者は迷惑だからこの世にはいらない
と思っている人は少数派になっていると思いますが、まだまだいるんだと思います。
では、実際に「重複障害者」である自分には今何ができるだろう、ということです。
ぼくという存在は、
「みんなにハッピーな気持ちをあげられる人間」
でありたい、と思っています。これは健常者であろうが、障害をお持ちであろうが、分け隔てなしで行こうと決意しています。
ぼくが「障害者のシンガーソングライター」という標榜を敢えてつけているのも、
「障害者だってやろうと思えば何かできるんだよ。」
ということを示したいのです。そして、その表現方法をぼくの場合、「音楽」と「文章」(このブログとか本業とかクイズサイト等)に求めました。
「障害者」を標榜することに批判もあるのは承知です。「いつまでも病気面するのはやめろ」という言葉ももらってます。
でも、双極性障害が治っても、心臓と左指の障害はのこります。そんなぼくが、ライブで(左手を隠さず)歌ったりキーボードの弾き語りとかして、
「障害ありますが、何か?」
という姿をみんなに見せることが、一番みんなにハッピーな気持ちを与えられるのではないかと思っています。
勿論、いい曲といい歌声で届けるのが前提条件ですが(笑)。
あなたにしかできないことや
ぼくにしかできないことがある
まだぼくは見つけていないけど
誰かに認めてほしいから
すれ違うこどもの微笑みも
フィルムに切り取ったこの空も
ひとつずつ紡いでいければいい
旅は途中
とくべつなくに
いつかなれるはず
(ダイスケ「あなたにしかできないこと」より)
健常者も障害者も関係なく、「とくべつなぼく(わたし)」を目指して、これからも頑張りましょう!
【ゴリィのウェブサイト】
■ゴリィ Official Website~障害者のシンガーソングライター~
…ゴリィの公式サイト。シンガーソングライターを目指し日々奮闘?するヒューマンドキュメントバラエティー
■山田祥子非公認ファンサイト
…仙台在住シンガーソングライター、山田祥子ちゃんの歌と名前を広げるためのサイト
■参加型ネットクイズ・ウキウキストリート
…クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!をベースにしたオンライン参加型クイズサイト
■仙台ミュージシャンリンク(SML)
…仙台・宮城を活動するミュージシャンをプロアマ問わず紹介するサイト