まだまだ'15が出てきますよ〜好き勝手書いちゃってますがお赦し下さい。

Ⅰ男のおしゃれ
ここ数年、ますます気温が高くなっているような気がしてならないが、それに反比例してどんどん短くなっているものがある。そう、靴下である。
2000年代初頭ぐらいに“スニーカーソックス”(くるぶしソックス、とも)なるものが若者達の間で流行し、今なお続くロングヒットとなっている。お目見えした当初、私は「あれは靴下ではない、足袋だ」と強く感じたものだ。寒い時期でも頑なに短めの靴下にこだわるのはもはや機能性というより完全にファッションという位置付けなのだろう。
とりわけ2015年の夏はスニーカーソックスよりさらに短い(“カバーソックス”と言うらしい/もちろん靴を履くとほとんど隠れてしまう)とぺったんこのスニーカー(ローファー)の組み合わせで街を歩く若い男性を多く見かけた。
女性がこの種の靴下を着用しているのは数年前から目撃していたのだが、男性諸君にも女性的な美意識の感覚が浸透し始めたようである。つまりは靴下は“見せるべきではない”ものだと。
しかし、である。近年の男性ファッションはあまりにも画一され過ぎではなかろうか。判で押したように白の綿パンにボクサーパンツ、足元は前述の通りである。流行を追いたくなるのが若者の日常なのだろうが各々何か一アイテムぐらいは「これは譲らない」という代物を用意しても良さそうに思うがいかがだろうか。


Ⅱ先日「東大生のディープな英語」という本を読んだ。東大の出題傾向を色濃く反映している過去問が多数収録されており、なかなか読みごたえがあった。文章中から間違った語法を選ぶ問題もあって、自信を持って答えを選べたものも多少はあったが、なんとなく違和感があって選んだものあるいはさっぱり分からず解説を読んでようやく納得したものもあった。
解いていた時にふと感じたのは、東大受験生(少なくとも合格者については)18歳の段階でこれらの問題に太刀打ち出来るだけの語彙力、文法力、読解力を身につけているということである。私は齢三十に達している。大きく遅れをとっているのは紛れもない事実である。本来ならそれは十代のうちにクリアすべき内容であり今はさらにステップアップしないといけないはずだ。
私だけの価値観かもしれないが、10代に何をやっていたのだろうとつくづく後悔している三十路の入り口である。


Ⅲ以前引率した修学旅行の時の話になるが、私以外の生徒・教員全てがスーツケースでボストンバッグ派は私一人であった。
もともとスーツケースを持っておらず、ボストンバッグがあるのにわざわざ買い足すのはどうかと迷った挙句、押し入れに眠っていた代物を有効活用したわけである。
どれほどのメリットがあるのだろうか。荷物の持ち運びがラク、衝撃に強い、鍵がかけられるので安全性が高い…いずれもごもっともだと思う。今挙げた項目について決して全否定はしない。しかし、マイナス要素もそれなりにあると考えるのは私だけだろうか。まず段差があれば持ち上げて運ばざるを得ない。カバンと違ってスーツケース本体の重さも加わるので負担は小さくなるどころかかえって大きくなる。また、頼りの綱である台車が壊れてしまってはどうにもならない。カバンには台車はないのでこの件については全く心配しなくていい。
他にも、僅かな荷物を取り出すのにカバンであれば端の方を少し開ければ取り出せるかもしれないのに対し、スーツケースは例外なく床に寝かせて“大開腹手術”を敢行しなければならない。(その際に周囲からすれば見たくもない下着類が露わになってしまうこともしばしばある)また、移動の際に立てるフルボリュームの“ガラガラ”は騒音でしかない。
そして何より大きいのは空港での荷物受け取りの時だ。
スーツケースの型がかぶってしまったりよく似ている生徒どうしが受け取りに手間取っている横をボストンバッグを抱えて涼しい顔でいち早くゲートへと向かったのである。
というわけで個人的な意見としては旅行者の皆さんには是非ボストンバッグを強くお薦めしたい。