本日は午前中がライティングの個別指導で、自分の番が11時45分からだったので、朝イチでランドリーへ。

 

 

 

金額と乾燥時間の計算を間違えており、一旦ホテルに帰った後、ランドリーに戻ると生乾きのままの状態で乾燥機に洗濯物が残っており、結局そこから乾燥しなおすこととなり、大学に向かうのは結局ギリギリになってしまう。

 

 

○博士課程ライティング 2 

・個別チュータリング

・講師:Ludovic Highman

・概要:

5月に提出するレポート(高等教育の国際化:7000ワード)の内容について個別相談。

(1)国際化と大学のリソースの関係について調べる場合のデータ収集について

(2)レポート作成の進め方:文献分析→データ分析

(3)対象となる高等教育機関の決定方法について:特徴・地域・規模・国際化の類型等

(4)レポート作成のポイント:論理的であること

(5)参考文献の紹介

1)Lane, J. & Kinser, K. (2017). Rankings, higher education internationalisation and national strategies: Trade-offs, policy levers and (un)intended outcomes. In E. Hazelkorn (Ed.), Global Rankings and the Geopolitics of Higher Education: Understanding the influence and impact of rankings on higher education, policy and society. Abingdon: Routledge.

2)Marginson, S. (2020). The World Research System. In C. Callendar, W. Locke & S. Marginson (Eds.), Changing Higher Education for a Changing World. London: Bloomsbury Publishing.

3)Elkin, G., Farnsworth, J. & Templer, A. (2008) Strategy and the internationalisation of universities, International Journal of Educational Management, 22(3): 239-250.

4)Felix Maringe and Nick Foskett (eds.) Globalisation and Internationalisation in Higher Education (chapter 2)

 

○高等教育と国際化9

・地球規模の圧力に対する戦略的対応への評価

(1)シナリオ1:Spartacus World University Inc

1)大学の条件

•  ブリュッセルに本部を置くインターネットベースの大学です。 インターネットを基本的な配信デバイスとして使用します。

• すべての主要な主題分野での Web ベースのリソースの開発に、かなりの金額が費やされています。 非同期のチュートリアル サポートによって補足される幅広いトピックに関する世界の専門家によるビデオ レクチャーがあります。 特に経営学に強い。 いくつかの論争は、彼らの人文科学の提供のいくつかを取り囲んでいます.

• Spartacus は、ほとんどの主要な学術出版社と契約を結び、主要な雑誌や主要テキストのほとんどにオンラインでアクセスできるようにしました。

• 教職員は、資料を作成し、学生にオンライン サポートを提供するために、世界中で採用されています。 教師になるには、大学のトレーニング プログラムを受講する必要があります。 多くは別の大学で職を持っていますが、スパルタカスは専門職の主要なメンバーを教職員として募集しています。

• すべてのアカデミックプログラムは、慎重に難易度が評価されます。 学生はオンライン評価テストを受けて、入学するレベルを決定する必要があります。 エントリー基準はこれだけです。 不正を防ぐための入念な注意事項があります。 査定もオンラインです。

• Spartacus の教育は「従量制」ベースで販売されます。つまり、学生は学習したモジュールごとに料金を支払います。 料金を支払った学生のみが資料にアクセスして評価を受けることができます。 Spartacus は、価格と品質の点で、他の 3 つまたは 4 つの世界的なインターネット ベースの大学と競合していると考えています。

• 大学は研究を行いません。 代わりに、世界をリードする研究の結果を学生にもたらすと主張しています。

• ほとんどの国には同窓会があり、オンライン体験を補うための寮も設置されています。

• 学士号と修士号の両方の学位を発行します。 彼らは、ヨーロッパの認定機関によって学位を授与する認可を受けています。

 

2)現状分析

・生涯教育のニーズ

・研究部門を有しないことに関係するデメリット(大学ランキング等)

・企業、メディア等との連携

・学生の置かれるインターネット環境やインターネット接続制限によるアクセスの差

・技術進歩への対応

 

3)戦略的対応

・社会人経験等を有する学生への教育により、より社会に求められる人材を輩出していく

・教育の質保障のための教職員の養成教科

・学生の個別の要望により細かく対応した教育の実施

・AIの活用による教育の質の向上(剽窃防止等も含む)

・オンライン技術への政府の投資も積極的に活用

・情報技術に関するコンプライアンスへの注視が必要

・米国の大規模大学による小規模オンライン大学の買収等の動向も注視が必要

 

(2)シナリオ3:Fourth Western Bank University

1)大学の条件

• この大学は、米国テキサス州ヒューストンに本社を置く第 4 西部銀行の社内研修活動から生まれました。 銀行は、地元の州立大学よりも効果的かつ効率的なトレーニング パッケージを作成できることに気付きました。 当初、会計と財務に焦点を当てていましたが、現在は範囲を広げています。 大学は現在、米国の 22 州で運営されています。

• 大学はすべての分野を網羅しているわけではなく、「実務専門職」と呼ばれるものに特化しています。 これらには、ビジネス、銀行経営、健康と社会福祉、情報科学、コンピューティング、スポーツとレジャーなどが含まれます。

• プログラムの地域への提供に重点が置かれています。 学修スペースまで 30 分以上車で移動する必要がないことは、大学の使命の一部です。 本部があるヒューストンにはランドマークの建物がありますが、キャンパス自体はありません。 大学が活動している米国のほとんどの町にある複合オフィスの部屋を借りています。 部屋には、基本的なIT、電子ホワイトボード、テーブルと椅子が備わっています。 ほとんどの授業は、夜間と週末に開講されます。

• 教員は主に実務家から採用されており、 彼らは学者ではありません。 大学は、会計について学ぶための最良の方法は、会計士の実践であると信じています.。

•対象学生は主に、選択した分野での進歩を希望し、実践に基づいた追加の資格の必要性を感じている人々です。

• 入学は、プログラムを希望者なら誰にでも開かれています。 希望者の知識と経験は事前学習により認定されます。

• 研究は行っていません。

• 大学は、学士号を授与するために各州から認可を受けています。 修士号の授与は頓挫しました。

2)現状分析

・社会人学生に向けた専門職大学という強み

・固定されたスペースがないことによる柔軟性(地価の上昇による買収等にも場所の変更等により柔軟な対応)

・政策よりも学生の要望に焦点を合わせることができる

・地域への職業訓練された人材の提供

・地域に根ざした対面学習からデジタル化という課題に対応する必要がある

・国際化の必要がない

3)戦略的対応

・標準的な大学モデルへの対応が必要ない

・図書館等のスペースの維持が必要ないことを踏まえた持続的経営

・教育された労働力の提供を通じた企業との連携

・社会人だけでなくオーストラリアの2年制準学士プログラムのような高卒者への専門職教育も可能

・22の州の認証評価対応等の労力は懸念材料

・今後の専門職教育に同窓生を活用することも可能

・特別なスキルに対するマイクロクレデンシャルの導入もあり得る

 

(3)シナリオ4:The Hock Kim National University   

1)大学の条件

• 世界のトップ 20 の大学にランクされた、アジアにある主要なグローバル大学です。

• 科学、医学と歯学、デザインと環境、法律、芸術と社会科学、工学、ビジネス、コンピューティング、音楽など、学部と大学院の両方のレベルで幅広い分野を提供する総合的な研究大学です。

• 100 か国以上から 40,000 人近くの学生がおり、英語を指導言語として使用しています。 大学は、学生がキャンパス内で他のさまざまな言語を学ぶことを奨励しています。

• アジアの視点に焦点を当てた教育と研究へのグローバルなアプローチを提供します。

• 芸術と社会科学、工学と法律のダブルディグリー プログラムを含む学際的な研究プログラムを提供しています。

• すべての学生は、市民権に関する単位取得モジュールを受講します。 これは多くの国の保護者に歓迎されていますが、アメリカやヨーロッパの保護者は、カリキュラムが過度にイデオロギー的であると認識しているため、不安を感じています。

• 大学は政府の資金提供を受けていますが、官民パートナーシップや卒業生の寄付を通じて、多額の企業資金を得ています。

• 出身国に関係なくすべての留学生に全額を請求し、留学生は卒業後 2 年間の就労ビザを取得します。 国内の学生は、留学生に請求される合計料金の 3 分の 1 に相当する減額された「ホーム」料金を支払います。

• 大学は、2 人のノーベル賞受賞者を含む、さまざまな分野にわたる研究で大きな実績があります。

• 大学は、さまざまな理由からランキング ゲームに積極的に取り組んでいます。

• 英国および米国の高ランクの大学と戦略的パートナーシップを確立しています。 しかし、これらのパートナーシップのうち 2 つは、学問の自由をめぐる論争により崩壊しました。

 

2)現状分析

・イデオロギーや学問の自由等の考え方に対する外部からの批判にどう対応していくのか

 

3)戦略的対応

・アジアから世界へ

・教育内容の見直し:新たな教育センターを立ち上げるとともに、人格教育・キャリア教育にも力を入れ世界で活躍できる人材を育成

・ジョイント・ディグリープログラム、ダブル・ディグリープログラムなどの共同教育を通じたモビリティの促進

・AIなど現代に求められる人材を育成

・気候変動などの地球規模課題解決に資する研究の促進

・中東における海外分校開設やユネスコチェアの実施により多様で普遍的な価値観の醸成・周知

・アジア的価値観:多極化する世界におけるアジアの経済的興隆に伴い存在感を示す

・一方で既存の価値観との併存を測るためのバランスも考慮が必要

・アジア的価値観は欧米的価値観同様(米国・英国・フランス)、様々な国の価値観により長い年月をかけて醸成される

・価値観に言及する際には、他の価値観に対する優越性という考えを内包する

・アジアの大学の中東における海外分校の設置は欧米大学(いくつかの大学は海外分校撤退)とは違った価値観に基づく大学として成功する可能性がある

 

○高等教育と国際化10:

 

・概要:高等教育における私的組織化

・講師:Jurgen Enders

・事前購読課題:Jurgen Enders and Ben Jongbloed. ‘The Public, The Private and the Good in Higher Education and Research’, in Enders,J. & Jongbloed, B. Public-Private Dynamics in Higher Education, Expectations, Developments, and Outcomes, , Bielefeld: transcript, 2007, pp. 9-38.

・概要と議論:

(1)大学の公的性

・政府の管理監督、財政援助、法的な位置付け

(2)大学の私的組織化

・運営、財務、所有権をそう考えるか、そして大学は誰の利益になるものなのか

・公的私的な利益として、成熟した社会、健康寿命の増進、個人の収入の増大など

(3)私企業化した大学の経営・財政・所有権

・私企業化は大体において政府により決定される

・競争、財政の自立化などが求められるが、私企業同様に外部性による市場の不完全性の問題を孕む

・学費は完全に市場原理で決定することができるのか。また高等教育へのアクセスと公平性についてどう考えるのか。

・政府の財政支援(例:社会福祉との予算割り当てにかかる競争)、高等教育の大衆化とエリート教育の概念の相反、地球化・市場化において高等教育を貿易品とみなすことができるかどうか。

(4)意見交換:

1)財政(授業料収入)と高等教育へのアクセス

・スコットランドではスコットランド人は学費は無料だが、イングランド人は学費を支払うこととして定まられており、このことからイングランド人を優先して入学させる、という事態も発生している。スコットランド人のスコットランド大学への入学が競争的になることから、スコットランド人がイングランドの大学への進学が増加するという事態も併せて発生している。このことから、特定の属性の学生の入学数の上限を定めるということにもなっている。

・オーストラリアの学費は前納により割引が効くケースがある。

・オーストラリアでは大学院進学学生への奨学金(RTP:research training program)が、オーストラリア人学生のほぼ全てに提供されているが、その後海外に進学する学生が続出したことから、追跡調査を行い、返金をさせているという事例もある。

・南アフリカでは学生ローンが返済されないというリスクを避けるため、銀行との提携が必要なケースがある。

・ヨーロッパでは海外からの留学生への奨学金がヨーロッパの学生の財政的支援を上回るという事例があり、議論となっている。

・ナミビアでは奨学金は特定の企業の支援によるものしかないため、奨学金が提供される特定の分野(工学等)に学生の人気が集中している。

・レバノンでは公的な奨学金がないため、学生は政治家や教会に個人で奨学金のお願いをする。学生ローンは銀行の財政的状況によりストップしている。

 

2)私的組織による教育の提供について

・公的組織は私的企業のような運営が求められ、私的組織は公的利益を生み出すことが求められている。

・公的組織の私的組織化には段階があり、例えば韓国では大学と民間企業(例:現代自動車)との対話が進められており、大学が営利団体のような活動も取り入れることの要因の一つとなっている。

・私的組織の活動を公的利益に結びつく方法として政府等による補助金等が活用されている。

・営利組織である私的組織による高等教育の提供の限界として、分野が限定的であること、研究活動等確実な利益が見込めない活動が行われないことがあげられる。

・経営学博士(高等教育マネジメント)の哲学は高等教育マネジメントの地平を拡大することにある。

・福祉国家と市場主義、高等教育の大衆化とトップエリート校への重点的な公的支援、貧富の差による教育アクセスの不平等の解消といった観点から高等教育の私的組織化を考える必要がある。

 

授業の合間に集合写真を撮影。女性陣より背が高いかと思って最後列に並んだら平均190センチの同級生の並びに入ることに…。こんなにもタッパが欲しいと思ったのは170cm越えの女の子とデートした1X年前ぶり(フラれた)。