息子へ)
ビジネスをする上で、価格設定が重要なことは誰もが知っているが、
誰も、どうすればいいか知らない。
その類の本も少なくて、少し触れられていても、上っ面だけで、
現実のビジネスでは役に立たない本ばかりだ。
しかし、この本は違う。
プライシングの一通りの知識、ノウハウが詰め込まれている。
まず第一に。
価格は、その商品の価値そのものだということ。
コストがいくらかかろうと、競合の価格がどうであろうと、
顧客が、その商品に払ってもいいと思える価値でしか売れない。
これを大前提にしても、どうプライシングすればよいか難しい。
まず、顧客がどこまでの価値を感じているか知るのが難しい。
顧客に聞く、専門家に聞く、などなど、
当たり前のことをどう効果的に行うかが重要だ。
2、3、面白い教えを紹介しておく。
①
コストを下げらることができたら、
その、半分だけを顧客に還元するのが良い。
②
顧客によって感じる価値は異なるから、
単一価格ではなく、顧客に応じた価格設定にするのがよい。
ただし、同じもので違う価格であることが知られないような工夫が必要。
③
高価格戦略は正しい。
ただし、高価格であるための価値がなければならない。(当然だ。。。。)
必要な要素; 優れた価値、競争優位、イノベーション、
高品質、ブランド力、徹底的なコミュニケーション
手元に置いておきたい一冊だ。
会社のお金で買おうか、、、、。
お父さんの本の買い方) 三田図書館
読め、もしくは、読むな)読め
君が・・・歳のころに) できるビジネスマンになりたくなったら