息子へ)

 

ビジネスをする上で、価格設定が重要なことは誰もが知っているが、

誰も、どうすればいいか知らない。

その類の本も少なくて、少し触れられていても、上っ面だけで、

現実のビジネスでは役に立たない本ばかりだ。

 

しかし、この本は違う。

 

プライシングの一通りの知識、ノウハウが詰め込まれている。

 

まず第一に。

 

価格は、その商品の価値そのものだということ。

コストがいくらかかろうと、競合の価格がどうであろうと、

顧客が、その商品に払ってもいいと思える価値でしか売れない。

 

これを大前提にしても、どうプライシングすればよいか難しい。

 

まず、顧客がどこまでの価値を感じているか知るのが難しい。

顧客に聞く、専門家に聞く、などなど、

当たり前のことをどう効果的に行うかが重要だ。

 

2、3、面白い教えを紹介しておく。

 

コストを下げらることができたら、

その、半分だけを顧客に還元するのが良い。

 

顧客によって感じる価値は異なるから、

単一価格ではなく、顧客に応じた価格設定にするのがよい。

ただし、同じもので違う価格であることが知られないような工夫が必要。

 

高価格戦略は正しい。

ただし、高価格であるための価値がなければならない。(当然だ。。。。)

必要な要素; 優れた価値、競争優位、イノベーション、

                      高品質、ブランド力、徹底的なコミュニケーション

 

手元に置いておきたい一冊だ。

会社のお金で買おうか、、、、。

 

 

お父さんの本の買い方) 三田図書館

読め、もしくは、読むな)読め

君が・・・歳のころに) できるビジネスマンになりたくなったら

 

 

 

息子へ)

 

人は、ネガティブなニュースに過剰に反応してしまう。

 

マスコミも、ネガティブなニュースばかり流すので、

正しく現実を見れていないと、本書は説く。

 

悪いことに手を打つ必要がないといっているのではなく、

現実をしっかり見て行動せよ!というのが、本書の唯一の教えだ。

 

常識を疑え!

何事も直線的なトレンドと思うな!

データでみよ!数字を比較せよ!

犯人探しをやめよ!

勝手に分類するな!

ひとつの知識が応用できると思うな!

小さな一歩を重ねよ!

 

そして、、、、

とにかく、自分の考えを疑おう!

 

 

お父さんの本の買い方) 三田図書館

読め、もしくは、読むな)読みたければ読め

君が・・・歳のころに) 大学生のころに。

 

 

 

 

息子へ)

 

ベストセラー本「ロジカルシンキング」の入門書的な本。

まぁ、分かりやすく書かれているので、軽く目を通すには良本だった。

 

まず、基本原則。

 

・「相手を動かす」ために会話しろ!

 

これを意識するだけで、会話の質が全く変わる。

会話は言いたいこと伝えるのではない。

相手にどう動いて欲しいのか伝えて、動いてもらうのだ。

 

そのために、、、、

 

・ピラミッド構造で話せ。

 

結論。それを支える根拠。根拠を伝えるための例。

結論を頂点にピラミッド構造。(基本は、根拠3、根拠1につき例3)

 

あとは、、、、

 

・要らない言葉は言わない。

・イメージさせなければダメ。写真を使え!

・熱意がないと伝わらない。

・根回し、後フォローは、必要。人を動かすためにはなんでもせよ!

 

そんなところ。

20年前から言われていることなので目新しさはなかったが、

復習の意味で、良本。

人に伝えるノウハウ入門書としても、良本。なので、

読みたければ読め!

 

お父さんの本の買い方) 大田区図書館

読め、もしくは、読むな)読みたければ読め

君が・・・歳のころに) 社会人になる前に。

 

 

 

 

息子へ)

 

今、会社で学んでいることに出てくる

新事業が歩むべきステップおよび顧客のカテゴリー。

 

イノベーター

アーリーアドプター

アーリーマジョリティー

レイトマジョリティー

 

そして、アーリーアドプターとアーリーマジョリティーの間に存在する

キャズムという谷。

 

つまり、新しいもの好きや将来性に投資する顧客には売れても、

現実的に使用しようとする顧客には売れない状態がキャズム。

 

その乗り越えかたを、本書は教えてくれている。

 

要点を記そう。

 

①ターゲットカスタマーの選定

 ・購入の必然性のある顧客

 ・リソースを集結できる分の小ささで、次につながるだけの大きさ

②ホールプロダクトの構築

 ・コアの技術に固執してもマジョリティーには広がらない。

    協力企業と組んで、利用者が使いやすいように周りを固めないといけない。

    ・・・参入障壁となる。

③戦略の見定め

 ・代替品にはできないことを解決し、

 ・競合品より優れている

④作戦の実行

 ・適切なチャネル

 ・適切な価格 

 

まさしく、新しい事業を大きくするためのノウハウが書かれた本。

マーケターにとって、100%、必読書だ。

 

お父さんの本の買い方) 大田区図書館

読め、もしくは、読むな)読め

君が・・・歳のころに) マーケティングに興味を持ったとき

 

 

 

 

息子へ)

 

この本で、言いたいのは、血糖値の上昇が諸悪の根源。

だから、糖類を避けよ!。だ。

 

糖類=甘いものと炭水化物 (脂肪や肉はいいらしい)

 

その他、あれはダメ。あれを食べよ。とイッパイ教えてくれるが、

お腹いっぱいになって、よく分からない。

 

そもそも、ランニングをやり過ぎているお父さんにとって、

糖質制限も不要。やりすぎるとランニング中に倒れてしまう。

 

なので、ほぼ、本書の訴えは頭に入らなかった。

 

一応、長生きのためにの教えを書き記そう。

 

・豆類を食べよ

・野菜を食べよ

・坂道を歩け

・死ぬまで働け

・生きがいを持て

・健康チェックせよ

・食べすぎるな

・酒を飲め

・チョコを食べろ

・医者を選べ

 

言葉を選ばず書くと、

安っぽい自己啓発本になっていた。

 

まぁ、その程度の本だ。

 

お父さんの本の買い方) 港区三田図書館

読め、もしくは、読むな)読みたければ読め

君が・・・歳のころに) 運動をやめて太ってきたときに