若い頃から50歳以上の魅力的な方とお話することが多々あり、当然私が年を取るとともにその時々の50代の方々は世代が変わっていくのだけれど、揃えたように言われたのが「40代は何もかもが中途半端」という事だった。

 

 当時はフルタイムで働く初老の女性も少数ながら珍しくはなかった。そして主婦の方も役職つきの女性も同じことを言われていた。立場もファッションも自分自身も中途半端だと。

 実際に自分がなってみると、確かに転機にはちょっと早く、体質も体力も変化して、定まらない年頃だと感る。

 

 持ち物に関しては30代から定期的に断捨離して、買い方も変化した。人生の残り時間を考えると優先順位も把握しやすく、また「買った所で楽しむ時間と体力が確保できない」ものは選ばないし、そういうものを自分の空間から捨てる判断もできるようになった。未練を捨てるというスキルが身に付いた気がする。


 「30歳になったら楽になる」30代の時に自分より若い人に尋ねられ「確かに、可能性が少し減る分、気負わなくて良くなるかもしれない」と私にとっても良い気付きになった事を覚えている。

 

 

 そして40代。30代に病気をしたものの舞い戻ってきたのに大当たりの更年期を引いてしまい(遺伝を考えて予想はしていた)日常が大変しんどく、今度は家事の断捨離を始めた。

 料理は食べる量と種類が変わり、食料調達と調理が難しくなったため冷凍食品やお惣菜をありがたく使う。

 衣服は洗濯機で丸洗いできるもの、スニーカーに合うものにシフト、使わなくなったものはまだ使えても捨てる。

 そうして小さくなった自分のキャパを圧迫するものをひたすら押し出した。

 

 

 気づいたら50代が目前、数日ごとにふと「前より疲れにくくなってる」そう思う事が増えた。

50代に向けては余裕のある日常のルーティンを作り上げ、余裕のある時に楽しむ「半日一人時間」くらいの計画を幾つか考えておこうと思う。


 衣食住の物について

  ・とっておきの服は着る機会が減るのでシンプルで年齢を選ばないものを少し。

  ・メイン食器をシンプルで頑丈な一種類多めに揃え、それ以外はごく少数に。

  ・家具は大型家電以外は捨てる時に分解して自分でゴミ捨て場に運べるサイズと重さのものにシフト。
 これを40代で始めたので続行する。

 

 余裕のない中年期スタートだったけれど、長年仲良しの年上マダム達のお話で「老いの知識の先取り」を随分させてもらったので、そういった事もつらつら書いておこうと思ってる。