今日は、先週の土曜日(10月4日)に銀座を中心にギャラリー巡りをした記事の第2弾になります。
(第1弾は、星奈緒個展を書かせていただきました。)
この日は、最後に銀座を少し離れて日本橋にある画廊 REIJINSHA GALLERY で開催中の「30の顔」に行ってきました。
30の顔は、全部で30名の作家の方が、顔をテーマに各2点ずつ出展する今年10回目を迎える企画展です。
前期・後期に分け、各15名が参加し、今回伺ったのは前期(会期10月4日~10月18日)になります。
前期の展示は、以前から私のブログでも度々紹介する「菅澤薫さん」や「中園ゆう子さん」が参加されており、この日は菅澤薫さんが在廊されるという情報をいただいていたこともあり、ご本人にお目にかかるを楽しみにして会場に向かいました。
会場に到着し、会場の外から中を覗き込むと、菅澤さんが在廊されていることがわかり、早速ご挨拶をして、久し振りに色々とお話を伺うことができました。
それでは、まず、菅澤薫さんの作品を紹介します。
「Nice to meet you」菅澤薫 アクリル、テンペラ、油彩、石膏地、パネルF3号(27.3×22.0㎝)
「春庭」菅澤薫 アクリル、テンペラ、油彩、キャンバス F6号(31.8×41.0㎝)
最初の作品、「Nice to meet you」は、人との出会いの喜びをテーマにした作品で、菅澤さんのお話ではお子さんとの出会いの気持ちが強いとのお話をされていました。
また、「春庭」は、チューリップとアネモネを描いた作品ですが、最近、花を描くことに大変興味があり、今回挑戦してみたとのお話をされていました。
菅澤さんは、色とりどりの洗濯物を描いたり、やや難解のテーマに取り組んだりしてきた印象がありますが、色々と経験を積んだことが反映しているのか、最近はわかりやすく優しい作品が多いような気がしています。
今年2月の菅澤さんの個展の記事を紹介しておきます。
さて、会場には、菅澤さんの作品をはじめ15名の作家の30点の作品が展示されています。
会場の正面の様子です。
会場正面の右側に菅澤薫さんの作品、その左側に中園ゆう子さんの作品が展示されています。
その中園ゆう子さんの作品です。
「皐月ちゃん」中園ゆう子 岩絵の具、墨、顔料、麻紙、パネル F6号(31.8×41.0㎝)
皐月、すなわち5月をテーマにした作品です。
端午の節句に因んで、鎧兜を着た少女や鯉のぼりが描かれており、中澤ゆう子さんらしい華々しく、美しく、楽しい作品です。
「五色の音が鳴る」中園ゆう子 岩絵の具、墨、顔料、麻紙、パネル F4号(33.3×24.2㎝)
「五色の音が鳴る」というテーマの作品ですので、「五色の音」とは何かと思い、登場人物を見てみると、右上には水に縁がある弁財天と龍神がセットで描かれ、弁財天が琵琶(①)を奏でています。
左下には、雷様が雷太鼓(②)を鳴らすとともに、三味線(③)を弾いています。
その右下では烏天狗でしょうか、笛(④)を吹いています。
そして、画面の左下では2匹の蛙が登場し、一匹は踊っており、もう一匹は太鼓(⑤)をたたいています。
つまり、「五色の音」は、私の捜索が正しければ①~⑤の楽器の音ということになります。
いずれにしても、こうした登場人物を登場させバンドを組ませ、描き切ったこの作品は、まさに現代に鳥獣戯画が蘇ったと思える作品です。
流石、中園ゆう子さんと思える作品です。
以下、以前からよく存じ上げている方、全く初めての方など様々ですが、私が気になった作品を紹介させていただきます。
「ゆっくりと苦しみをもって」europa 岩絵具、水干絵具、アートクロス、パネル F3号(27.3×22.0㎝)
「示し方」芹澤美咲 油彩、水彩、ジェッソ、マットメディウム、パネル F4号(33.3×24.2㎝)
「内緒話♯2」片塩広子 岩絵具、銀箔、エフェクト顔料、雲肌麻紙、パネル SM(22.7×15.8㎝)
「水神」島崎良平 墨、アクリル、金泥、和紙、パネル 変形(42.5×27.4㎝)
「枯葉舞う」篠塚はるみ アルキド樹脂絵具、油彩、ジェッソ、板 F4号(33.3×24.2㎝)
「You’re Mine」ひらのにこ 色鉛筆、透明水彩、水彩紙 F6号(41.0×31.8㎝)
「今日を飾る」後藤まどか 岩絵具、水干絵具、パールフレア、雲肌麻紙、パネル F6号(31.8×41.0㎝)
「We Are All Imperfect,Diverse,and Beautiful」萩原亜美 油彩、油彩紙 変形(35.0×23.5㎝)
「願わくば」大山菜々子 岩絵具、墨、真鍮泥、雲肌麻紙、典具帖紙、パネル F3号(27.3×22.0㎝)
「面Ⅳ」さかの依 アクリル、キャンバス 変形(40.0×40.0㎝)
さて、今回展示された作品は、いずれも抽選販売となっており、申込期限は10月9日(水)12:00となっており、詳しいことは画廊のHPをご覧いただきたいと思います。
なお、後期の展示は、 10月25日(金)~11月08日(金)となっており、私がよく存じ上げている作家では、中島華映さん、顧洛水さん、寺野葉さん等々が出展予定とのことです。
雑駁ですが、今回は以上です。

















