現在、銀座の画廊SASAI FINE ARTS で開催中の吉間春樹展 snow in the desert に行ってきました。(会期 12月5日(金)~20日(土) 日・月休廊)
吉間春樹さんは、2017年に京都造形芸術大学美術工芸学科油画コースを卒業されていますが、私が初めてお目にかかったのは、その翌年、ギャラリーアートもりもとで催された「SUMMER SHOW 2018」でした。
このグループ展では、小野智佳子さん、伊勢田理沙さん、辛文遊さん、川嶋陽介さん、児玉沙矢華さん、友清大介さん、福田季生さん、藤井佳奈さん、星野有紀さん、吉間春樹さん、湯澤美麻さんが参加しており、皆さん、それぞれに飛躍されています。
吉間春樹さんは、この日、控えめにされており、お話しすることはできなかったのですが、作品には高い技術を感じさせるものがあったと記憶しています。
「summer show 2018」(於 ギャラリーアートもりもと)にいってきました! | 身近な「あはれ」なこと などを書ければ。
その後、吉間春樹さんは、白日会展を中心に活躍され、白日会展で様々な賞を受賞され、最近では白日会展での第1室での展示が定着するなど、最近の急成長には目を見張るものがあります。
それでは、今回の個展の作品を何点か紹介していこうと思います。
「make it snow in the desert」10P(53.0×40.9㎝)キャンバス、油彩
この作品は、今回、リアリズムを追求する吉間さんが新たに挑戦した作品といえます。
光を明確にあて陰影をしっかりつけていけば、リアリティが増すことはもちろんですが、この作品は、淡い色彩で光も柔らかに当てられており、写実的でありながら幻想的な雰囲気が醸し出された作品になっています。
吉間さんの新たな魅力を引き出す作品といえます。
「bye bye black bird」6P(27.3×40.9㎝)キャンバス、油彩
この作品も、前出の作品と同様、淡い色彩の独特の作品です。
淡い色彩とは裏腹、視線を下した女性の表情に、強いものが感じられ、その違和感が、魅力的な作品になっていると思いました。
「An Innocent white bouquet」15P(65.2×50.0㎝)キャンバス、油彩
女性の肌や、服のひだの折れ曲がりの質感、スカートの花柄の見事さ、家具の重厚さなど、どれをとってもそのリアリズムに目を見張る作品です。
「Star-crossed lovers」10P(53.0×40.9㎝)キャンバス、油彩
この作品は、背景の木の壁や階段の上質な質感に加え、落ち着いた女性の服など、全体的にしっとりとした雰囲気の作品ですが、何よりも女性の顔と手の色合いや表情が生き生きとしているところが惹かれます。
「恋人たちへ」3P(27.3×19.0㎝)キャンバス、油彩
画廊の室内の光が反射し、薔薇以外の様子がわかりにくくなってはいますが、2輪のピンクの薔薇の美しさは素晴らしい作品です。
これまで、花だけの作品はあまりなかったと思いますが、こうした作品も研究し、挑戦されており、今後が楽しみです。
「Blessing in disguise」100P(162.1×112.1㎝)キャンバス、油彩
この作品は、今年3月の第101回白日会展に出展された作品です。
現時点での吉間春樹さんの到達点の集大成ともいえる見事な作品ではないでしょうか。
以上、作品の幾つかを紹介させていただきました。
会期はまだまだありますので、興味がある方は是非会場に足を運んでいただければと思います。
画廊SASAI FINE ARTSのHPアドレスはこちらになります。








