今日は、現在、日本橋三越本店で開催されている木原和敏展―そこに在るもの―に行ってきました。

会期は、10月14日(水)~19日(月)です。

 

私が、木原和敏氏の作品を拝見したのは、2016年の改組新第3回日展が初めてであり、そこで拝見した作品が大変印象に残りました。

今となってみれば、美人画を描く洋画家として確固たる地位を確立している木原氏の作品ですので、目を引いて当然なのですが、数多く展示された作品の中での印象は今も忘れません。

 

それ以降、日展や白日会展で拝見するのを楽しみにしており、さらに、2018年12月に画廊宮坂で開催された個展で、初めてご本人にお目にかかることができました。

 

今日、会場に着くとご本人が在廊されており、お客様とお話をされていましが、作品を一通り拝見した後、ご挨拶をし、お話しすることができました。

会場内は、写真撮影禁止の表示がされていましたが、SNSに乗せていただくことは有難いとの木原氏のお話をいただきましたので、ご本人の了解を得て、写真を撮らせていただきました。

 

今日は、まず、この作品を紹介させていただきます。

「始まりの予感」 80号

この作品は、新型コロナにより公開が中止となった、今年の第96回白日会展に出展された作品です。

黒のドレスに施された花の刺繍が見事な大変上品な作品です。

私も今回展示されたほかの大作は、ほとんど拝見したことがあるので、初めて拝見するこの作品は今年の白日会展に出展した作品ですかと尋ねたところ、「そう、幻の白日会展の作品です。」とのご返事をいただきました。

 

会場には、同じドレスの女性の作品があり、おそらく最近、描かれた作品ではないでしょうか。

「午後」 30号

 

そして、会場には、私が初めて拝見した木原氏の作品が展示されていました。

2016年11月の改組第3回日展で拝見した作品です。

「step」 100号 (改組 新第3回日展)

 

他にも、最近の日展で拝見した次の素晴らしい作品を、拝見することができました。

「波音が聞こえる」 100号 (改組 新第5回日展)

 

「見つめる先に」 100号 (改組 新第6回日展)

  

 

そして、この作品は、初めて拝見する作品の一つでした。

「これから」 50号

 

会場には、こうした作品を含め、17点の作品が展示されており、大変すばらしい個展を拝見することができました。

 

最後に、木原和敏氏の昨年の画廊宮坂での個展について書いた私のブログを紹介させていただきます。

木原和敏展(於 画廊宮坂)に行ってきました!