今日は、前回に引き続いて、改組 新 第6回日展の洋画部門について、触れたいと思います。
洋画部門は、国立新美術館の2階が会場です。(日本画部門は1階です。)
会場の入り口です。
洋画部門の陳列数は653点とのことで、日本画309点の2倍以上であり、実に様々な作品が展示されています。
これから紹介する作品は、ほとんどが人物画になりますが、これは私に興味によるものでして、実際は様々な作品が展示されていることを初めに申し上げておきます。
最初は、日展理事の中山忠彦氏の作品です。
「ギリシャ幻想 Illusion of Greece」 中山忠彦
中山理事らしい重厚な作品ですが、若々しさ、瑞々しさを感じる作品だと思います。
そして、いつも日展で楽しみにしている福井欧夏氏と木原和敏氏の作品です。
「静かな海 Quiet sea」 福井欧夏
福井欧夏氏は、今年の3月、NHKGで放送されたカズオイシグロ作の「浮世の画家」において、登場する作品を描かれており、主役の渡辺謙がその作品を覗き込む場面が忘れられません。
「見つめる先に where to stare」 木原和敏
魅力的なモデルさんの魅力を最大限に引き出す木原和敏氏の作品には、いつも見入ってしまいます。
次は、内閣総理大臣賞を受賞した斎藤秀夫氏の作品です。
「清新 Freshness」 斎藤秀夫
日展目録の受賞理由のなかで、「派手な所は一切なく、誠実に対象に向かう姿勢は画家にとって必要な条件で、何のてらいもない画面には画家とモデルの絆がにじみ出ている優作」との記載がありました。
暖かみと親しみをを感じる作品と思いました。
「陽光の窓辺 sunny window」 大友義博
柔らかい光に溢れた、優しく美しい作品と思いました。
「ゆかた Yukata(infprmal cotton kimono)」 池田清明
浴衣の模様が、粋で美しい! 洋画の和装美人が魅力です。
「視線の輪郭(The contour of a glance」 児島新太郎
「真夜中の魔法」 松本貴子 特選
「沈黙の池」 阿部良広 特選
「追想」 中島あけみ
「陽香」 渡邉道男
ルノワールなど印象派の木漏れ日を連想させる光のとらえ方が新鮮でした。
最後に、風景画を一点紹介します。
「山麓の村(A village at the foot af a mauntain)」 佐藤祐治
以上、私好みの作品に沢山出逢えて、心が躍る今回の日展でした。



















