最初にこの作品をご覧下さい。
横浜のそごう美術館で開催された「フェルメール光の王国展2018」で展示された「真珠の耳飾りの少女」の複製画です。
◯「フェルメール 光の王国展2018」(於 そごう美術館)に行ってきました。
私、特段の読書家ではありませんが、最近、通勤鞄の中に本を一冊忍ばせて、朝の喫茶店で少しずつ読み進めています。
読む本は、ここのところ、絵画関係の本にはまっています。
最近読み終わって面白いと思った本は、安野光雅氏の「会いたかった画家」(山川出版社)や、小林賴子氏の「フェルメール」(角川文庫)、それに、カラー写真付きの中野京子氏の「美貌のひと」(PHP新書)や木村泰司氏の「名画は嘘をつく」(ビジュアルだいわ文庫)といった本です。
また、銀座の画廊宮坂でいただいた、宮坂裕次氏の「画廊は小説よりも奇なりー銀座に足掛け四十年ー」(宮祐文庫)は、宮坂氏の画廊経営の体験や様々な思いを知ることが出来、大変興味深く、拝読させていただきました。
そして、現在は、絵画界の重鎮、中山忠彦氏の「名画のなかの女性たち」(生活の友社)を読んでいます。
この本は、たまたま、ブックオフで見つけ、掘り出し物だ!と思って購入しました。
本の内容は、40の女性を描いた名画について、画家中山忠彦氏のことばで綴られているのですが、その視点、表現に深みがある一方、明快で分かりやすい、さらには、詩的で情感に溢れているところも魅力で、ワクワクしながら読み進めています。
今日、読んだのは、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の章です。
その章の最後の段落で、「真珠の耳飾りの少女」について、このようにまとめています。引用させていただきます。
『「真珠の耳飾りの少女」は珍しく肖像画的であり、見返り姿の構図も透視図法からは解き放たれ、単純明快である。異国風な青いターバンのラビスラズリの冴え、たゆたうような眸、あどけない唇、そして大きな贅沢な真珠の耳飾りと単純な背景、「何も足さない、何も引かない」古典美の極致珠玉の作品である。』
短い文章ですが、フェルメールの作品の理解が、一段と深まった!という思いになり、その朝の感動をお伝えしたく、ブログに書かせて頂きました。
そして、最後に、中山忠彦氏の作品は、私のブログでも何度も取り上げさせていただきましたが、最も最近、今年の3月、白日会展第95回記念展において拝見した作品を掲載させて頂きます。
「アネモネのある部屋」 中山忠彦
◯白日会展 第95回記念展(於 国立新美術館)に行ってきました。
今日は以上です。




