今日は、現在、横浜石川町の画廊ギャラリーARKで開催されているアストレア展に行ってきました。(会期 6月20日(木)~6月29日(土))
出展作家の方は、青山幸代、浅村理江、茅原佳介、児玉慶多、張媛媛、津絵太陽、友清大介、行晃司の8名の方々のなります。(敬称を省略させていただきました。)
出展作品は一人2点のようですが、私本位にそれぞれの方につき作品1点を紹介させていただきたいと思います。
まず、私のブログでも良く取り上げさせていただいている友清大介さんの作品です。
「苺とパンの静物」 友清大介 油彩F4
白い食卓の上に、食べかけの瑞々しく熟した苺と、ミルクと食パン。
さりげない日常の風景のようですが、こんな美しく、清々しい風景が現実にあり得るでしょうか。
友清さんの作品は、人物画しか拝見したことがありませんでしたが、静物の作品も魅力的です。
「蒼」 行晃司 油彩P4
勿論人物を描く行さんですが、このように人物だけ、それも表情豊かに描いた作品を拝見するのは初めてかも知れません。
さりげない人物画ですが、表情がとても豊かであり、見る角度によって、目の表情が微妙に変わるように見え、ハッとするような魅力がある作品と思いました。
「律花の肖像」 児玉慶多 油彩F4
このARKで、児玉さんの作品を拝見するのは3度目です。見る度に、そこに描かれた女性の魅力に引き込まれてしまいます。
今まではグループ展だけでしたが、秋には個展が予定されており、今から楽しみです。
「ray of light」 浅村理江 油彩F4
浅村さんの、女性の肖像画です。この赤い色合いが正に浅村さんの作品の特徴であり、また、魅力です。
強い意志を感じさせる大きな瞳の女性が、赤い光の中でその存在がより引き立てられており、作家の活きが感じられる気がします。
「さつきばれ」 津絵太陽 油彩P6
最近の白日会展において、モノクロの大画面作品でその存在を誇示している津絵太陽さんの作品です。
高い空に、鷹が悠悠と浮かんでいます。
小さな作品で有りながら、山肌、空の深さが感じられる壮大な作品です。
以上の5名の方々は、これまで私が何度か作品を拝見してきた方々ですが、残り3名の方は、今回はじめて作品を拝見する方々です。
今回は、作品を掲載するにとどめたいと思いますが、それぞれに特徴がある作品です。
「その先へ」 茅原佳介 油彩M6
「極夜行」 青山幸代 油彩27.3×22
「船乗り猫」 張媛媛 麻布 岩絵具 エンカウスティークF4
以上、それぞれの作家さんの魅力が楽しめる作品展でした。
最後にギャラリーアークのホームページのアドレスを掲載します。