今日は、今年初めて、横浜元町中華街の画廊 art Truthに行ってきました。
画廊art Truthでは、1月16日(水)~27日(日)の会期で、天野利恵さん、コムロレイコさん、佐藤美絵さん、たかむらゆきさん、戸井田しづこさんの5人の作家の方々が参加する、「わたしの硝子絵展」を開催中です。
硝子絵という分野自体があまり拝見する機会がないところ、今回参加の作家さんたちは、それぞれ独自の世界観を持っているので、今回、作品を拝見することを大変楽しみにしていました。
それぞれの作家さんが、それぞれ5,6点の出品でしょうか、その中で、私が気に入った作品を1、2点紹介したいと思います。
まず、コムロレイコさんの作品です。
「入り口が出口か」 コムロレイコ
コムロレイコさんの作品は、色彩豊かで,大胆に描かれる動物たちがユニークで面白く、いつも楽しませていただいています。
この作品も、2匹の熊の表情とたたずまいが楽しく、心が躍る作品です。
「ことりチェア」 コムロレイコ
3匹の雀たちが寛ぐ、ことりチェアのデザインが可愛らしく、雀たちも楽しそうです。
次は、戸井田しづこさんの作品です。
「Cosmic Gorl」 戸井田しづこ
戸井田さんの今回の出品は、女の子の作品中心です。
その中で、この作品は、戸井田さんが得意とする闇に浮かぶ神秘的な女性のテイストも感じさせる作品で、魅力的な作品です。
「マシュマロの夢」 戸井田しづこ
この作品は、ちょっとだけ、おしゃまな女の子。こちらも可愛い作品です。
次は天野利恵さんの作品です。
「Fluffy」 天野利恵
天野利恵さんとは、先の現代童画展で初めてお目に掛かり、その際は龍の作品が迫力でした。
今回は、この可愛いペンギンの作品が印象的でした。他にも少しテイストが違う犬(狼?)の作品が出展されていました。
「ノワ」 天野利恵
犬の作品のなかでは、この作品は、穏やかで愛着の湧く作品と思って拝見していたら、画廊の西村さんが、この子は天野利恵さんが飼われているワンちゃんと教えてくれました。納得の作品です。
今回初めて拝見する、たかむらさんの作品です。
「ただいま。おかえり。」 たかむらゆき
この作品は、大変美しく丁寧に描かれた、ちょっとした大作です。
たかむらゆきさんは、硝子絵を描くことがこれまでも良く有るとのことで、熟練を感じる作品です。
背景も綺麗に輝いているようですし、何よりもこの鳥が美しいと思いました。
「やさしい日」 たかむらゆき
こちらは一転、小さな作品ですが、花に囲まれた猫の表情に心あらわれるようです。
最後は、佐藤美絵さんの作品です。
「春硝子」 佐藤美絵
切り絵の佐藤美絵さんの作品です。
切り絵と硝子絵が組み合わさり、立体感のある作品となっています。
他の作品も、切り絵と硝子絵の長所を引き出しあうような作品になっており、大変興味深く拝見しました。
以上、大変雑ぱくな紹介でしたが、それぞれの作家さんの魅力が存分に発揮され、大変楽しめる作品展と思いました。
最後に、art Truthのホームページのアドレスを紹介しておきます。