歯茎の治療|OOの症状は絶対に見逃さないでください
こんにちは。
延世ミダス歯科の崔恩栄(チェ・ウニョン)代表院長です。
診察室で患者様とお話ししていると…
「実は数ヶ月前からちょっとおかしいとは思っていたんです。
でも痛くないからそのままにしていました。」
歯ブラシに滲む血、冷たい水を飲んだときのしみる感覚、以前とは違う歯と歯の間の隙間。
明らかに何か変わったと感じていたのに、
痛みがないという理由だけで先延ばしにされた経験が一度はあるのではないでしょうか。
歯科疾患の中でも、
特に歯茎の問題は痛みがないときこそ、より重要な時期であることが多いのです。
今日は、どのようなサインが現れたらこれ以上先延ばしにできないのか、
そしてその理由についてお伝えしたいと思います。
歯磨きのときに血が出るけど、大丈夫でしょうか?
診察室で患者様にお聞きすると…
意外と多くの方が、歯磨き中の出血を大したことではないと思っていらっしゃいます。
「歯ブラシが硬すぎるせいだと思います。
最近ストレスが多くて…」
このようにおっしゃる方が本当に多いです。
もちろん、一時的にそういうこともあります。
しかし、1週間以上繰り返し出血が見られる場合、それは単なる傷ではない可能性が高いのです。
歯と歯茎の間にはごくわずかな隙間があり、
そこに食べカスや細菌が溜まると歯垢が形成されます。
これが時間とともに固まると歯石となり、
細菌が放出する毒素が周囲の組織を刺激します。
歯・歯茎のわずかな隙間 → 食べカス・細菌の蓄積 → 歯垢形成 → 硬化 → 歯石形成
私たちの体はこの毒素と戦うために該当部位へ血液を送り込みます。
そのため組織が腫れ、弱くなった血管から出血しやすくなるのです。
この段階を歯肉炎と呼びますが、
幸い初期であれば適切なケアだけで回復が可能です。
問題は、この時期を逃してしまったときです。
逃すとどのような危険が訪れるのか、以下で詳しくご説明します。
歯茎の治療|OOの症状は絶対に見逃さないでください
歯肉炎が進行すると…
炎症が歯を支える骨にまで及び、歯周炎へと発展してしまいます。
残念なことに、このプロセスでは明確な痛みが伴わない場合が多いのです。
そのため「歯がぐらつく」「膿が出る」と感じたときには、
すでにかなり進行した状態であることが少なくありません。
例えるなら、
外から見ると何ともなさそうな家なのに、地中の柱が徐々に崩れていっている状況に似ていると言えるでしょう。
では、どのような症状を見逃してはいけないのでしょうか?
まず、歯茎の色の変化です。
健康な状態であれば薄いピンク色をしていますが、
赤や暗赤色に変わっていたら炎症のサインです。
次に、腫れと出血が伴う場合です。
少し触れただけで出血し、
触るとぶよぶよした感じがするなら注意が必要です。
また、普段より口臭がひどくなった場合、
これも口腔内の細菌活動が活発になっているサインである可能性があります。
最後に、歯と歯の間の隙間が広がったり、
噛むときにぐらつく感じがする場合、すでに支持組織が弱くなっている状態かもしれません。
見逃してはいけない症状
- 歯茎の色の変化
- 腫れ・出血
- 口臭の増加
- 歯のぐらつき
上記4つの症状が現れた場合は、
できるだけ早めに診察を受けられることをお勧めします。^^
「口腔内スキャナー」
普段「どのように」ケアすればいいですか?
症状の程度によって必要なケア方法が異なります。
初期段階であれば、定期的なスケーリング(歯石除去)だけで原因となる歯石を取り除き、健康な状態を維持することができます。
少し進行した場合は、歯の根の表面を滑らかに整えて細菌が付きにくい環境を作る処置が効果的です。
炎症が深部に及んでいる場合は、
内部の感染組織を精密に除去する処置が必要になることもあります。
麻酔をしてから行うため、痛みについてはあまりご心配いただかなくて大丈夫です。
大切なのは、現在の自分の状態を正確に把握することです。
同じ出血でも、原因と進行度によってアプローチがまったく異なるからです。
口腔の健康を守ることは、思ったほど大げさなことではありません。
体が発する小さなサインに耳を傾け、
適切な時期に検診を受けるだけで十分に変わることができます。
この記事を読みながら「私もそうかも…」と気になった方、
それだけですでに最初の一歩を踏み出されています。^^
無駄に心配を膨らませて一人で悩まれるよりも、
気軽な気持ちでまず現在の状態を確認されることをお勧めします。
今の小さな関心が、これからの10年、20年の歯の健康を守ってくれるのですから。
今日も長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
延世ミダス歯科 崔恩栄 代表院長でした。

.jpg?type=w580)


.jpg?type=w580)
