リフォームのカタログを開くと、
「このキッチン、いいな」
「せっかくなら、お風呂も」
「床も変えたら、もっと素敵かも……」

想像するだけで、ちょっと楽しくなりますよね。

そして、ふと予算に戻る。

……全部は、難しい。

夢は広がる。でも予算には上限がある。
今日は、そんなときに役立つ「見積もり前の整理」のお話です。

こんにちは。豊島区を拠点に住宅・マンション・店舗のリフォームを手がける、株式会社MIDAS CONCEPTです。

最初の記事では、お金をかける場所を決めるための3つのポイントをご紹介します。

① そのキッチン、本当に「全部」が不便?

例えば、料理をするたびにこんなことが起きるとします。

フライパンを出すために、手前の鍋をどかす。
奥のふたを取ろうとすると、別のふたが倒れる。

夕飯を作る前に、収納とひと勝負。

この場合、まず考えたいのは「新しいキッチンの色」より、収納の使いにくさかもしれません。

困っているのは収納なのか、掃除のしにくさなのか、作業スペースの狭さなのか。

同じ「キッチンを直したい」でも、解決したいことが違えば、検討する工事も変わります。

設備全体の交換が必要な場合もあれば、収納や周辺部分の見直しから検討できる場合もあります。実際に可能かどうかは、設備や建物の状態を確認して判断します。

相談のときは、「これに替えたい」と一緒に「毎日ここで困っている」を教えてください。

② 「せっかくだから」に、順番をつける

壁紙を選んでいると、床も気になる。
床を見ると、今度は照明が気になる。

せっかく工事をするなら、あちこち整えたくなりますよね。

そんなときは、希望をこの3つに分けてみてください。

  • 今回、優先して相談したいこと
  • 予算に余裕があれば取り入れたいこと
  • 将来の工事として考えたいこと

全部を諦めるための仕分けではありません。
まず何を叶えるか、順番をつけるためのメモです。

ただし、漏水や下地の傷みなどは、見た目だけで後回しにできるとは限りません。建物の状態を確認したうえで、工事の必要性を考えます。

また、工事を分けると作業が重複することもあります。「まとめる場合と、分ける場合で何が変わる?」も、聞いておきたいところです。

③ 見積もりの「いちばん下」だけで決めない

見積書をもらったら、まず総額に目が行きませんか。

細かい項目は、いったん置いておいて。
結局、いくら?

もちろん総額は大事です。
ただ、その数字とセットで確認したいのが「どこまで含まれているか」です。

  • 工事する範囲と数量は同じ?
  • 設備や材料の品番は同じ?
  • 古い設備の撤去・処分は含まれている?
  • 下地補修はどこまで含まれる?
  • 追加工事が必要になったら、どう確認する?

片方に含まれている作業が、もう片方には入っていなければ、総額だけでは比べにくくなります。

「この項目は、何の作業ですか?」
「ここは別料金ですか?」

分からないまま、うなずかなくて大丈夫です。
内容をそろえて比べると、金額の違いも考えやすくなります。

今日できることは、スマホに4行

難しい資料は、まだなくても大丈夫。
まずはスマホのメモに、次の4つを書いてみてください。

□ 困っている場所
□ どうなったら暮らしやすいか
□ 予算の目安(未定なら、未定でOK)
□ いつ頃までに直したいか

例えば、
「洗面所の収納が足りない。タオルを取りやすくしたい。予算は相談して考えたい。時期は急がない」
という書き方でも、相談の出発点になります。

素敵な設備を探す前に、毎日の小さな不便をひとつ拾ってみる。
そこから、予算の使いどころを一緒に考えていきましょう。

今のお住まいで「ここだけは何とかしたい!」と思う場所は、どこですか?


株式会社MIDAS CONCEPT
東京23区を中心に、東京都内および近郊地域のリフォーム相談を承っています。小さな修繕から全面リフォームまで、ご希望とご予算、建物の状態に合わせて工事内容を整理します。

対応可否は、物件の所在地と工事内容をお知らせのうえご確認ください。

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