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運ちゃんの後輩は、それもまたイケ面だった。 当時、私が15歳。彼は、23歳。私たちは、はじめて会った日から 生活を共にするようになった。彼はSくん。 私たちの家は離れていた。Sは、朝早くからダンプの運転手をしているのが 嫌みたいだった。私は、Sと行動を共にし、朝早くから一緒にダンプに乗り込み 彼のダンプの寝台に乗せられ たまに先輩の運ちゃんから 無線で うらやましいコールが来ると 二人で目を合わせてニコニコした。  私たちの相性はバッチリ。セッ○スも もちろん。Sは、とっても優しかった。 たまにラブホに泊まったりすると ずっと抱きしめてくれた。 実家にコッソリ泊めてくれた時も、お父さんが部屋に入ってきたのに、 きずかずに私を抱きしめたまま 眠っていて 離さなかった。 たまには 仕事をさぼって 朝からSの友達と待ち合わせて、 朝から Wデート。部屋は別々だけど、またまたラブホに行ってみたり。  そんな楽しい毎日の中で、着替えを取り私は実家に行った。 親は たいして怒りもせずに、『高校くらいは出ないと社
会で通用しないから』といい、 高校の二次募集の願書を出したからと 私に言った。 何も話さずに また
家を出る。Sの元へ向かった。 Sに相談すると、彼は、『俺は高校中退してしまって、学がないからダンプなんだ。 だから、おまえは、高校、もう一回言った方がいいな』 だって。好きな人にそんなこと言われると 行かなきゃいけないと思うよね。で、受験したんだけど、ほとんど白紙で出しちゃった。 だって 問題がわからなかったから。  もちろん合格するわけないじゃんって 思うでしょ。 それが…合格したのよ~!…なんでか?…っていうと …裏口…ってやつじゃないかな…何やら親が、国会議員とかに お願いしたらしいよ。私、行く気なかったんだけどね… で、Sは、とりあえず頑張れって言ってくれた。  つづく 
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 ある日、また彼の家に行ったら、玄関で、彼のお母さんに遭遇。 前から気になっていたのだけれど、彼は、お母さんと2人暮らし。お父さんはいないみたい。 兄弟もいないみたい。で、挨拶したら、制服にビックリしたらしく すぐに彼を呼び 何やら喧嘩が始まったらしい。大きな声をあげる 彼。彼の部屋で待っていたわたし。 彼は不機嫌そうに部屋に戻ってきた。「喧嘩した?」って不安そうに聞いたら『大丈夫だよぉ』 と、なにも語らず。親にハバマレる感じが続き、いつしか、彼に電話をかけても『もう来るなよ』って 言われるようになり、強行して彼の家に行っても、居ないことが多くなり、だんだん 疎遠になっていった。 私は、好きなのに…と、苦しみ、仲の良いクラスの女友達と、家出の計画をした。  友達は、お父さんがヤ○ザで、指が2本くらいなかった。そんな友達も悩みがあり、 彼との交際をお父さんに反対されていて 悩んでいたのだ。友達の彼は、とてもいいひと。 車好きで、でもどんなに遅くまで遊んでも 仕事には行く、10コ上の彼だった。 私はうらやましくっ
て、彼氏さんの友達を紹介してもらったけど、イマイチ。 彼氏の家にしばらく居させてもら
って 失恋した傷を癒そうと思っていた。 しかし、友達のお父さん(ヤ○ザ)に見つかり、家出も失敗…。 朝方に真白なベンツで送ってもらい、また振り出しに戻った。  そんなことばかりしていた為、学校からも4度の停学を食らい、2か月間の停学の果てに 家に先生がきて、自主退学書を持ってきた。辞めたかったから書いた。  1年間の高校生活でした。私が退学したせいで、仲間が次々と電話をくれて 『学校に行きたくない』と言って、私に泣きついてきた。 私はその度に 友達を連れて電車に乗り、学校まで送り 帰ってくる毎日を送っていた。  そんなある日、友達を学校に送り届けた後、人気のない平日の朝、 黒いダンプが、私にクラクションを何度も鳴らす。 振り返ると、ダンプの運ちゃんが私にニコニコと話しかけてきた。 結構なイケ面。『乗ってかない?』の問いに、思わず「いいよ~」って言ってしまう。 ダンプは、眺めがいい。運ちゃんは、いい人で、 「実は、オレの後輩も、今一緒に仕事してるんだけど、後輩の方に行ってくれないか?俺
は 嫁さんいるからさっ」って。その答えにも「いいよ~」って言ってしまう自分がいた。  つづく
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私は、すでに ブクッと太った、派手な、それでいて優しい彼に恋をしていた。 けれど、女心というものは複雑なもので、好きな人に抱かれたいのに そうならない事にいら立ちを感じ、遊びに来る彼のたくさんの友達に 誘われ、ついて行ってしまった。彼の友達は、頻繁に遊びに来ていた 真っ赤なフェラーリに乗った、やせ形の彼。即行で、ホテルに連れて行かれ、 はじめてを捧げてしまった。とても痛く、気持いいものではなかった。 涙が出た。 その後も 彼の家に行きつづけ、彼の友達にはじめてを捧げた事が彼にバレてしまった。 しかし、彼は、私を攻めずに『痛かっただろう、だから大事にしなきゃダメなんだ』って 言って、それでも私を抱かなかった。優しく抱き締め、頭をなでなでしてくれた。  彼はたまに私にカセットテープを聞かせてくれた。 機嫌のいいときだけ、『オレの好きな曲』って言って、色んな曲を聞かせてくれた。 いつもユーロビートで、その中でも「ブンブンダラー」って曲がお気に入りらしく、 どうして「ユーロばっかり好きなの?」って聞いたら、『いつも踊って
るんだ、自分のテーマ曲』 とか何とか言って、ノリノリで、その時、いつも「私も連れてって」って言うんだけど 『高校生はダメ~』とか言って、連れてってもらえなかった…  ある日、いつものように彼の家で、マッタリしてると、とっても綺麗な大人の女の人が 入ってきた。制服の私をみて、彼に、『何、高校生をたぶらかしてんのぉ~』って言って 笑ってた。女友達もいるんだぁ~って、関心すると共に、ヤキモチやいた。 その女友達と、その他何人かで今日は、キンクイ(キング&クイーン)やらにいくらしい。  ヤキモチと 体は大人になったのに子供扱いされている状況にいやけをさして 彼の家を出る。その日の夜、女友達3人を無理やり誘って、夜の繁華街に繰り出した。 彼と一緒にいつかは繰り出せると思っていたから、もちろんボディコンは、用意済み! もちろん ピンヒールも用意済み。そして 派手な化粧と 香水と アクセサリーを 身にまとい、フラフラとさまようけど、キンクイでは、入口でシャットアウトされ、 行く当てをなくし、その時ケントスを見つける。大人
になった気で入り、 酒をくらう。おいしくない。だけど 音楽は、大人っぽくていい感じだった。 はじけられない 友達は、苛立ち、みんなバラバラに解散した。 結局、私も彼に会うことができず、酔ったまま家に着くが、鍵がかけられ 入れない。二階建ての二階にもボディコンでは よじ上がれず 仕方なく 一階の 窓ガラスを大きな庭石で 割り、中に入った。  タバコは吸うし、シンナーは吸うし、酒は飲むし、 どうしようもない子供に 親もあきれ、何が起こっても どうじなくなっていた。 つづく