静岡市歴史博物館の1階スペースに、高校の建築研究部が制作した静岡市歴史博物館の模型が、置かれていました
北側からの外観
3階の展望デッキの雰囲気もよく出来ています
1階は、ほぼガラス張りで見晴らしが良いのです
もう少し目線を下ろして見る外観
静岡市歴史博物館の建物の魅力BEST 3が展示されていました
SPOT 1 1、2階の平面の形
1、2階の平面の形は 「雁行配置(がんこうはいち)」と呼ばれ、 密閉された展示室の棟と
開放感のある歴史体感の棟を雁行配置して、都市空間に抑揚を付けようという狙いがある。
※雁行配置とは
稲妻の形で飛ぶ雁の群れのように、建物をぎざぎざに置く 日本の建築における重要概念の一つ
SPOT 2 3階の展望台
見る角度によって窓ガラスが曇って見える
曇らせる理由
静岡の現代の町並みと、駿府城のある昔を感じられる町並みを分けて見てもらい、より歴史を感じやすくするため。
3階に上がった所は、街並みが眼前に見えます
ここは、曇りガラスを施していて、富士山や巽櫓の方角のガラスは、クリアなガラスがはめ込まれています
SPOT 3 駿府城とのつながり
歴史博物館は、城下町や駿府城大手御門から二ノ丸堀に続く雁行動線を、建物内部まで 立体的に延長している。街並みと建物が一体となることで、街並みから建物まで伸びる「人の道」を形作るものと生っている。
東側からの外観
制作にあたった建築研究部の生徒さんは、毎年、静岡県内にある有名建築家が手掛けた文化的に価値のある建築物を、部員全員で協力しながら作成して、建築についての知識・スキル向上を目指しています
令和5年の作品「静岡市歴史博物館」を選んだ理由は・・
・静岡市内の身近な建物であること
・有名建築家であるSANAAが設計者であること
・オープンして間もなく、大河ドラマで話題性があること
・地域に調和した文化的に価値のある施設であること
模型制作過程の展示パネルもありました
置いてある家具一つとっても、拘りがあり繊細で地道な作業ですね~
こちらは、本物の静岡市歴史博物館の北側から撮った写真です
今日もお日様注入されたホカホカのなっちゃんでした