サムライのブログ -4ページ目

サムライのブログ

ブログの説明を入力します。


前回の文章つづきから・・オジサンは由紀の眼に光るモノを見たのです・・。


オジサンは由紀の眼に光るモノを見て・・心が動くのを感じつつ・・お父さんの言葉「この子(由紀)の長年の願いであった、前穂高岳東壁が見たい、を、叶えてやれる日程を予てより計画していた上高地行きが、今日、明日でした・・。

訪れて観れば、この無情の雨・・この子の願いをどうすれば叶えてやれるのか・・家内共々途方にくれている処へあなた様にお会いできたことが、私共の心の拠り処となりました・・」。


お父さんの、この言葉を聞いたオジサンは、事の前後など考えず・・「分かりました、明日由紀さんを東壁を眼前に出来る場所へ・・『お連れしましょう』と、云ってしまいました・・。


その後が大変でした・・。

由紀さんの服装、履物などを見せて貰いましたが、とても、山登り(軽登山)出来るようなモノでなく、服と靴など揃えに松本市街まで行く時間に余裕もなく・・そこで、オジサンは、有崎に相談することに・・。

ホテルのメイドさん達に事情を説明し、服や履物と防寒服などを出して貰い、由紀の体形に合うモノを選び、明日の登山にそなえました・・。


夕食の同席を勧められ、由紀と、ご両親と、有崎と共に談笑の一時を過す中で・・明日の登山についての概略をご両親に説明し・・早朝・5時にホテルを出発し、帰着は19時00分・連絡は私の携帯無線機とホテルの携帯無線機で行い・登り7時間・下り6時間・の予定でいます・・と、告げるオジサンを、由紀は満面の笑みでみていましたよっ。


由紀とご両親に明日4時にホテルロビ-で会う約束をしてその場を離れたオジサンは、「有崎・・ゴメンなっ、由紀さんとご両親の涙に、我ヲ失ってしまいとんでもない事を引き受けてしまい、お前にまで迷惑をかけてしまい・・と、謝るオジサンに、「私もこの上高地と穂高の山々の美しさに憧れ、ホテルの従業員になったのだから、由紀さんの願いを叶えてあげなくては・・ねっ。」そう云ってくれる有崎の言葉を明日の登山への励みにして・・眠りについたオジサンでした。


つづく。