五反田タイガー19th公演
千秋楽をみてきました
お目当ては主演の鈴木萌花さん(推し)
AMEFURASSHI 時代に五反田タイガーの5周年記念公演で主役に抜擢されて以来の出演舞台であります。
グループ活動が終わった後にも昔の縁を繋ぎこうしてご贔屓にしてくれることは大変嬉しい限り。とはいえ、縁だけで主演を務める事ができるほど甘くはないでしょうから、演技の方も高く評価してくれてい?のであろうと思います(推し目線)
今年に入ってから舞台は4作目(FFとアイディールセミナーが2本)。舞台中にはテレビ出演もありいわゆる「タレント」としての仕事も増えているのは今後も楽しみ。事務所もこういう方向の方が強いと思いますし…
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さて舞台の方の感想
脚本は過去に見た五反田タイガーのものよりストレートで初見でも理解しやすかったです。
何も予備知識なしにみた感想としては、なんて救いのない話なんだろうと思いました。
だって困っている女の子を助けたら、それはやってはいけない事で、条件として姫が2人いる期間は竜宮城時間で10年間限定。期日が迫ってきたら舞姫は乙姫の暗殺を企てるわ、それを回避するためには自分は失踪を企てるわ…竜宮城を守るために乙姫が人間界に戻れば、太郎の死に目には会えないわで、もう辛いことしかないじゃん!
ただ、見終わって台本読んで内容かみしめてみると、そんなに辛いだけの話では無いんだなぁと
ここで、女の子の命は助けたけども、その一方で人間の「生きる」価値(これは竜宮城の仲間も認めている)である寿命を奪ったという解釈をしてみると、限られた命のある世界(人間界)に戻れたことは幸せなのかもしれないなと。
最愛の太郎と同じように誰も知らない世界で1人きりで生きていく絶望を感じたが、1人の人間に出会い共に長く生きていくこと決めたこと、自分に接してくれた舞姫と同じように(おばさん扱いされないように)子供に寄り添って生きていくこと。
これまであった自分が大切な人と同じような生き方をトレースして次世代に繋いでいくと考えると、それが1番人間らしい生き方なのかもしれない。
そして竜宮城の存在は口外しない。玉手箱を開けないという。100年生きて海の底から見える星空を一緒に見るという希望も捨てない。本当に大事なものは自分の心の中にだけしまっておくという覚悟も感じるラストだったに思えます。
ちなみにCasketってどういう意味だろうと調べてみたら、最初に出てきたのが
棺
え?…随分と物騒な…
と思いましたが(ブラウザが個人の検索結果を学習していた可能性場ある)、他の意味では「大切なものを入れる小箱」という意味があることを知って玉手箱のことかと一安心。とはいえ、海の底で(ほぼ)永遠の命を持ちながらも閉じ込められている状態は、生きているのに死んでいるみたいな生き方なのかもしれないなと考えたりもするタイトルでした。
なおアフターイベントに参加したときのクイズにあった台詞の説明で、クジラのクーちゃんの台詞を当てるコーナーであった一節
「でもね…ここの深海から抜け出す事の出来ない人にとっては…地上の星は、奇跡なんだって」
ここの説明で「人」というのがポイントと言っていました。魚たちは星を見る事は出来るけど、竜宮城にいる「人」はそれが出来ない。更に「人」というのは乙姫のことなので、乙姫様向けの台詞という事を解説していました。深い…
となると、自分が気がついていないだけで、実は過去に見た五反田タイガー舞台のように、台詞や設定などに隠れた要素があったのかもしれないなと思います。
というわけでブログ本編は終わる訳ですが、この後ダラダラと妄想を綴っておきます
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舞姫さまの本心とは?(外伝)
異界の子供を招き入れ、10年間限定(人間界では100年)で深海の神々から許可を得た舞姫。何もしなければこの約束が切れる事は以前からわかっていたはず。この解決方法として最初に考えたのが乙姫の暗殺なわけですが、あまりに極端。では、どうすれば1番波風が立たなかったかというと、
「自主的に乙姫が出ていく」
ことです。
このことから、浦島太郎を竜宮城に招き入れたのは、乙姫の地上への憧れを大きくして自主的に地上に戻らせるのが隠された作戦で、人間との繋がりを持たせるためにカメ子に「地上に行ってこい」と指示したとすると、かなりの策士だといえます。
この作戦は上手くいき浦島太郎は竜宮城に招かれ、しばらくして地上に戻ることによって、乙姫は地上への憧れを強くする…のですが、ここで疑問。
だとすると、人間界って良いところだよという情報を乙姫に吹聴しなければならないのですが、その場合には人間との恋に不信感をもっている「人魚」を招き入れたのはあまりにも不適当。これでは乙姫は地上に行きたいとは思いません。(反発して行きたがっていましたけど)
ということから、乙姫を地上に送る作戦は当初上手く行っているように見えたが、浦島太郎の振る舞いを見ているうちに、舞姫自身が地上に行き、人間として生きて限りある命を全うしたいと思いが変わってしまったのだと考えます。そのために人魚を迎え入れた。「人の形」をしている舞姫なら、この作戦は可能です。
裏付け
①人間という限りある命の素晴らしさを説いている
→今の生き方とは違う生き方への願望
②乙姫が戻れば竜宮城の秘密をバラしてしまうかもという不安を吐露
→乙姫は不適格だが私なら大丈夫
③暗殺計画のあと、あまりにあっさり引き下がる
→自分が命を断つ選択肢はなく、地上に行くことを嫌がっていない
乙姫がペン子を使って地上の様子を探らせることができるのですから、舞姫が海の生き物を使い地上の様子を把握するなんて簡単なこと。いつまでも玉手箱を開けない太郎の生き方を知って、やはり地上は素晴らしいんだと思いを更に拗らせてしまうのは仕方ない事です。
計算外なのは鮭が来たこと。限りある命を繋ぐために生きることの尊さを乙姫に語っていた。乙姫としては心が揺らぎ、最後に舞姫が出ていくのなら自分が地上に戻るという意思を強くしてしまいました。あと秘密をバラしたイワシも。
ちなみに舞姫も元々人間であって、100年に一度タイミングで竜宮城と地上で姫が交代するシステムに組み込まれているという仮説(1000年女王的?)や、異界の姫(神様)が人間に恋をするという和洋問わずの王道的な物語が脚本に隠されていたのかもしれないと考えると妄想が膨らんで楽しいです。
と、どうでもよい内容で散らかしてブログ終わります。
次の主演も頑張って下さい、萌花さん!