2024/09/16

AMEFURASSHIワンマンライブ

Flora

に参加してきました。

 

熱量高めのオタク全開の現場レポではありません。しかし、感じたことはまとめておこうかと思いまして…

 

とりあえずセトリとメディアからのライブレポートを貼り付け


M0. 4Petals
M1. Flora
M2. Blow Your Mind
M3. Squall
M4. Drama
M5. Ready Now
M6. HICCUP
M7. Magic of love
M8. Lucky Number
M9. MICHI
M10. ALIVE
M11. CLEVER
M12. Desire
M13. Love is love
M14. イニミニマニモ
M15. COOL HOT SWEET LOVE
M16. Secret
M17. DROP DROP
M18. SPIN
M19. Fly Out
M20. Flower of love

〜アンコール〜

M21(EN1). Tongue Twister
M22(EN2). グラデーション
M23(EN3). Colors

 

 

 

 

 

 

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ライブは非常に良かったです。

 

正直いって8/2に愛来が骨折してから、どうなっちゃうんだろうという不安はありましたが、出来ることをしっかりやって来たなという感じ。

 

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■セトリ構成について

 

新アルバムFloraを全曲やるという告知だったので収録曲順にやると思っていましたが、私の予想はあっさり外しました。一応、アルバムの世界観を表現したセトリということらしいです。

 

全23曲の公演でしたが、ざっくりいうと本編は前半10曲と後半10曲で分けたのかと。

 

スタートは2曲目まではアルバムと同じ。M04のDramaまでは魅せる曲。Ready Nowからはフロアも巻き込んで盛り上がれそうな曲を多めに固めて、衣装替えのためのMCブレイク。

 

前半は、どちらかというと女性のカワイイ、可憐といった面をだした曲が多かったかなと。アルバム曲も前半収録のものが多かった。衣装も可愛い感じ。

 

後半は赤黒のカチッとした衣装にチェンジをして、女性のカッコよさを出した曲群が多かったかな。特に最後の方のM17のドロドロからSPIN、Fly out の繋がりはコールは少ないものの曲でブチ上る並び。最後は壮大な3拍子のバラードで本編は締め。

 

アンコールはMCでは「みんな踊ろう」といいながらも、観客席に降りての撮影可能のサービスタイム。これでは踊れません(笑)。SEも新しく作って長めに2曲をやってくれて撮可のサービス満点。最後にColors。

 

アンコールを含めて全体をみると、メンバーが提出した歌詞からつくられた、4Petalsから始まりColorsで終わるという、4人の女神たちからの贈り物というセトリだったのでしょうか?

 

またメタモル以前の曲が入らなかったという意味では、グループとして新しいフェイズに入ったセトリだったと思います。

 

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■ダンスと演出について
 

今回のステージ演出は愛来骨折で大きく変わったのが容易に予想できます。実際、どの程度の負傷だったかは分かりませんが、通常の骨折なら全治6週ぐらいですかね。負傷した時期を考えるとライブまでに完治するかはギリギリ。リハを考えると、いつものような構成は無理。若いから回復が早いのでは?という希望にかけるのは、ダメだった時のリスクが高い。

 

なので回復具合に関係ないステージ構成や振付を早い段階で模索したのだと思います。

 

実は、新曲全部に完璧な振り入れをするのは難易度が高いので、当初から、椅子に座ったり、スタンドマイクを使ったりの演出は考えられていたかもしれないです(実際、今までライブでもあった)。足のケガを知らない人がみれば、こういうステージなんだと納得するほどの出来栄えでした。

 

他の演出面では、いくらホールといえども会場が大きくなれば後ろは見えにくくなるというのは当然。そこで舞台にあるスクリーンを色々な使い方をして、後方席でも満足感が得られるような映像を模索していたと思います。ステージ上にカメラマンを上げたり自撮りをしたりとアップ映像を使いテレビ番組とかMV的な映像になる作りの曲もあり、カメラワークも非常に凝っていました。

 

後ろの人まで楽しめたという点では、ステージを降りて通路に出て行ったとこも今までになかった演出だったかなと。ももクロは大きな会場でトロッコを使った演出などしていますが、後方で見えなくて残念がっていた人が一番元気になるという意味では、今後もこういうパフォーマンスはアリでしょう。

 

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■歌唱について

 

演出含めライブへの絶賛の感想が集まっているのですが、このライブを支えたのは間違いなくメンバー4人の確かな歌唱力があったからこそだと個人的には感じました。

 

新曲群では、ゆづが担当しているラップの差し込む場所が増えたこともあり、4人のボーカルの特徴がより分かりやすくなった。見方を変えれば、それだけ一人一人の歌唱が目立つことになって、一人欠けると大きくクオリティを損なうぐらいに成長したということを感じました。もともとユニゾンが少ないAMEFURASSHIなので「一人一人のボーカルが立つ」ことは大賛成です。

 

一番わかりやすいところでは、Squallの大サビ(?)にあたると思われるところ。

 

愛来の英語詞からはじまり、ゆづのラップ、はなちゃんの高音パートを受けて、サビフレーズに萌花が落とす

 

というような、4人が畳みかけるような歌割りですね。ここがライブでも非常に気持ち良い。更にコーラスを入れたりフェイクを重ねたりして、声がぶつかりあう…今後も、こういうのがAMEFURASSHI楽曲の特徴の一つとしていっていいんじゃないかと思っています。

 

表現力の部分は、今の曲調だとちょっとわかりにくいけど、やっぱり上手いなぁとしか言えません。わかりやすいのはバラードだと思いますが、期待していたFlower of love は圧巻だったし、ラストのColorsもハモリを入れたりして技術的な部分でも進化を感じました。

 

総じて前回ワンマン以上にクオリティと満足度が高いライブだったと思います。

 

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■今後への期待

 

今回のような、イスに座ったままとか、スタンドマイクを使ったりといった多様な魅せ方は、グループを長く続けて行く上では、武器が増えたなと思いますので、絶対無駄ではなかったとは断言できます。(10年後も同じダンスをしながら歌うっていうのは体力的にも相当キツイはず)

 

ただし非常に完成度が高いライブだっただけに、もしも愛来がケガをしていなかったらどうなっていたのか?という「別の世界線」も考えてしまいます。

 

その場合、ダンスにもう少し振ったパフォーマンスになったとは思いますが、はたして今回と同じような満足度が得られたのか…

 

個人的に歌とダンスのシンプルなライブが好みというわけでなくて、単純にこのポイントに興味があるだけです

 

その答えは、今回ライブで会場名が発表になった、2025/2/11のワンマンで見れるのかもしれないなと。もしかすると、無料ライブツアーの第2弾として年末年始の予定を隠しているかもしれないと密かに期待もしてます。来年2月のワンマンを迎えるにあたり、無料ライブツアーだけしかやらないとは思えないんですよねぇ

 

いずれにしても、近いうちにダンス&ボーカルだけで圧倒してくるステージも見れると予想しますが、まずは愛来の完全復活を待つことですね

 

あれだけのものを見せてくれたから勘違いしちゃうけど、このLINE CUBE SHIBUYA では、まだ100%のAMEFURASSHIじゃなかったことは忘れちゃいけないです。

 

まだまだ伸びますよ!

 

(ていうか、あれだけカメラの台数入っていたのだから映像化して下さい)