今更ですが2026/03/01
Zepp HANEDA
AMEFURASSHI ライブ
ALL-TIME HIGH
1部と2部見てきました。
ナタリーさんからレポート上がってから、「振り返りできるから後でいいや」と思っているうちにライブの感想が書けなくなっております。
こちらにその記事を
3/1に終わった直後は、本当にAMEFURASSHIというグループは様々な魅せ方が出来る。この日のセトリも新旧の曲を織り交ぜ見ごたえあった。ALL-TIME HIGHの名の通り、この時点でAMEFURASSHI としての最高のライブだったと言えました。ただ、2週間後のFINALライブであっさり塗り替えられて記憶が薄れてしまいました。
なので事前に思っていたこと、印象に残っていることをツラツラと書いてみます。
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■zepp HANEDAという会場について
解散発表があって、そこまでのスケジュールが示されたとき、3/1のzepp HANEDAと 3/13の品川ステラボールは長くファンをしている人からするとピンとくる場所だったことでしょう。品川は3Bjuniorオーディションがあったのでアイドルとしての始まりの場所。だから終わりをここにするということはアイドルを幕引きする場所ということにしたのだろうと。
対してzepp HANEDAは、5年前のコロナ禍の時にグループ最大規模として挑んだ会場であり、ソーシャルディスタンスで隙間を作りながらもSOLDOUTできなかった会場です。当時は愛来のモチベーションが上がっていなかったとの背景も後から明らかにされ、グループとして万全で臨んだライブとは言えなかった。
また、2025年夏にDJスタイルを取り入れてライブハウスでのクラブスタイルにチャレンジしていたが、箱のサイズを200人、400人と徐々に広げてきて、一旦は8/19のワンマンであったzepp DiverCity まで到達させた。次のステップとしてzepp最大キャパを誇る会場でのワンマンライブを行う、加えて5年前のリベンジである会場というのはグループの成長ストーリー的にも美しい。今回は解散前の東名阪ツアー最終日としてセッティングされているものの、解散発表前から描いていた景色なのだろうという予想がたった。
解散が決まってしまった以上は、ここをSOLDOUTさせて終わらせたいと思っておりました。5年前は正直いってキャパ2900人のデカい箱を埋める集客力なんかある訳もなくコロナ禍だったからこそ出来た会場ともいえます(手加減無しに書いてます)。ただ今回はオールスタンディングでも行けるんじゃないの?と密かに期待はしていたんです。
colorsの皆さんもSNS発信頑張りましたよね?
結果は埋まることはなく…
チケットサイトも△表示まで行かず
当日は体感8割ぐらいだったかな?
まだこの箱を埋めるまでの人気ではなかったと突き付けられたようで悔しかったです。ただホールじゃなくて見えにくいライブハウスという会場で、料金だって安くはない¥7000のライブ(手数料にドリンク入れれば¥9000近い)に、これだけの人を集められるようになったんだなというのは、5年前を知っている身からすると入場待ちの人だかりを見て嬉しくもあり。2か月前に1/9に同じくzeppHANEDAでやったフェスより客入りあったかもしれないとも感じましたし。
だから言わせてもらいます
「AMEFURASSHI売れたな」
なお、今回のワンマンは1000人以上規模の箱で考えると、久しぶりに週末(=土日)に行われました。仮に動員数がグループ継続への裏目標であったならば、もう少し勝負させて欲しかったなと思う次第です。また「埋める」だけなら品川ではなくてこっちをラストライブにして、1部だけの公演にすれば、かなりの確率で埋まったと思います。実際、3/13の品川(キャパ1900)は金曜日にも関わらずファンクラブでも落選出るぐらいでしたし…
ただし、前回のリベンジを本当にするには、日曜開催・2部公演という同じ条件にして、今度はオールスタンディングで臨みたいじゃないですか。そういう意味では運営側は潔かったなと思っています。
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■セットリストについて
まずはストレートな感想からいうと、セトリを見返してもほぼ同じ公演だと言っても良いと思います。名阪と違って両部とも本編スタートと終わりが同じ曲(Colors)で全体の印象が固まってしまったことに加え、曲数も同じ。大きく構成を変えたセクションはない。数曲ごとに一曲のみ入れ替えていることから全体的に変わった感じがしない。ステージ上の表現の仕方を変えてきたわけでもなかった。
今回のツアーは大阪、名古屋でメンバープロデュースのセトリと称して、
chapter yellow, purple, blue, red とやってきて最後のchapter colors には何かあるでしょ!って思っていたので、1部と2部で違う公演を期待した人にとっては肩透かしだったかもしれないです。
これは個人的には別に悪いことではなかったと捉えています。こんな機会だから最後くらい見ておくかという客層は確実にいたと思うので、両部に差をつけて当たりだ外れだといわれるぐらいなら、むしろ全部同じでも良かったかもしれないし。
また両部見た人は、もともとAMEFURASSHIのことが好きな人なんでしょうから、好きな映画や演劇を何度も見る感覚で見れたのではないかと。同じ内容でもライブってその度に新しい発見があったりとかしますし。そういう意味ではこのライブのセトリにおける曲の入れ替えは演劇の「アドリブ」に近いのかな?考えます。
私の場合は1部は遠目で全体俯瞰できる位置から、2部は出来るだけ前に行って表情が見えるようにと見る場所をかえて堪能しました(そもそも良番ではないので前方といっても限界はある)
別の視点から5年前のリベンジと考えると何かしら意図する内容があるかと考えていましたがなかなか見つからず。
前回のzepp HANEDAといえばメタモルフォーズが急にジャンプ曲となった記念すべき場所(?)ですがそんな事を思い出す場面もありませんでした。こじつけるなら、5年前は主力だったが、今となってはどれも「レア」曲になる
月並みファンタジー
雑踏の中で
Over the rainbow
という、どちらかというとテンションを上げる曲ではない、聞かせる系を持ってきたことぐらいかな。同じ会場で演じることにより5年間の成長を魅せることを狙っていたのかなと思ったり。前回も今回も10曲目が「雑踏」だったのもたまたまのような気がします。
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■一つのライブの完成度として
これは間違いなくライブタイトルALL-TIME HIGHの名の通り最高到達点(当時)でした。
overture的なものはなく、Colorsのサビ、アカペラで始まるオープニングから
ちょっと前とまるで違うでしょ?
のDramaから始まる前半。
ちょっと懐かしめのDISCO-TRAINをきっかけに5年前にタイムスリップしたかのような月並みファンタジーと雑踏の中での歌唱メインでの披露。
SEでの休憩すら挟まずの中〜後半は連続10曲。最新Remixを挟みながらのパフォーマンス。AMEFURASSHIらしく、雨をテーマにした楽曲をならべるも、最後には虹がかかる物語性をもたせたのも心憎い。
本編最後は導入で歌ったColors をフルで歌い切って「ありがとう」で終わる。
アンコールはこの日が初披露となる新曲でスピード感のあるCTRL+Me、ラストはLove love love で締め。
全体で見てもほぼ完璧だったと思います。
ライブレポではカットされていましたが、メンバーが最後のMCで言っていた
「まるでここで終わる感じなんかしなくて、どこまでも続きがあるような気がします」
といった感想。メンバーも同じ気持ちなんだというのがわかり嬉しかったし、もう次の大箱ワンマンライブで終わりという現実を考えると悲しくもあった。メンバーカラーを入れた新衣装が女性アイドルっぽい感じがしたのも、「こういう方向なら続けることできましたか?」という無言の問いかけにも思えてくる。ただ、どうせ終わることが変わらないなら、上昇曲線のまま終わらせてやろうという気持ちの入ったライブだったと言えます。
このあとは 個別で印象に残ったものをいくつかピックアップしての個人的感想です。
01&22. Colors
ライブスタートは4色のスポットに照らされた4人から。始まったアカペラ。歌われたのはサビの部分で、普通の歌い出しではないことはすぐにわかったが、歌割りにゆづを加えているし、このあとに続く「ありがとう」の歌詞も歌わなかったことで、余韻を残した。
これが一曲目ではない、ライブが始まるという宣誓文なのだろうと受け取った。だからこそ、はなちゃんパートの
これからも歌う
が刺さる。これを見ている時にいまだに個人スケジュールが出ないが、3/13以降も「歌う」と約束してもらえると受け取って良いだろうか?という思いになった。
彩る our colors colors
どこにもない no other other
Singing just for you and you
つながる
伝えたい言葉は ただ
心の底から 今
これからも歌う
and I thank you
自分を信じて歩き続ける
yeah 君と 君と 君と 君と 生きていく
そしてMCから本編ラスト曲としての導入も良かった。ナタリーのライブレポからの引用と愛来のインスタ書いたあったので貼り付けします
「始まりもあれば終わりも来る。寂しさや悲しみ。この行き場のない気持ちをどうしてあげたらいいかわからなくなるときもある。でも、今感じているColorsと私たちAMEFURASSHIの思いは、間違いなく絶対に消えることはない、永遠です。最後に聴いていただくのは、あなたと私たちのための1曲です」
今度はフル歌唱で。ラスト「ありがとう」を回収したのも素晴らしかった。
05. Don't stop the music
出だしがアカペラのアレンジ。お互いのボーカル感じてぶつけあう感じ。そのまま全編アカペラで行ってくれてもよかったのに
カッコよすぎる。
こういうスキルを見せつけてくるところがワンマンの楽しいところ。無音のところで変なガヤが入らなくて良かった。
公式のtiktokにショート動画あるので見て欲しい
09. 月並みファンタジー
この曲はリリース当時から色物扱いとの印象。フェスで披露されることもあったが当時のファンからはアゲ曲持ってこないのかと酷評されたことも多々あったと記憶している。
ただし、ここまでAMEFURASSHI として色々な楽曲を色々な魅せ方をしてきて成長したからこそ、この難曲を東名阪ツアーのセトリからも一度も外さず披露したのだろうと思うし、いわゆる5年前からの課題曲のようにも感じた。魅せる力を問われているというのでしょうか?
だから今のファンにどう受け止められらのかは非常に興味がありました。タイムラインを追った限りは概ね好評だったのではないだろうか。ここにzepp HANEDAへのリベンジが見え隠れしたなと個人的に思う。
12. 雑踏の中で
久々にこのイントロが流れて
「ああ、やっぱり昨年から続くDJスタイル公演からの続きだけでzepp HANEDAを選んだのではなく、5年前のリベンジ公演だったんだな」
と思った。
印象的だったこちらもボーカル。ダンスは間奏に少しだけあったけど歌メインに聞かせることにより歌詞の持つメッセージ性が上がった。この曲は4人体制になる時でいなくなるメンバーへの曲だと思っていたけど、「忘れないで」「忘れないよ」の対象がファンとメンバーの関係性へ変わったんだなぁと受け取り…泣く。
21. Over the rainbow
当時から愛来と萌花の曲というイメージがあったが、はなちゃんパートが増えてハモりも美しくなり本当に「歌だけで聞かせる」パフォーマンスになった。
MARICO先生が鍛えればもっと複雑なコーラスワークもできただろうと思うと非常に残念ではあるが仕方がないとの思いが込み上げたのも事実。
本当にこの日のライブは泣かないようと気持ちを落ち着かせると、こんなグループを解散させるとはなんて〇〇な事務所だ!と怒りが上回ってきて感情コントロールが大変なライブだった。素直にボロ泣きした方が良かったのかもしれない。
卒業式とも言えるステラボール前にこの曲を持って来たことで、「解散後も個人の人生には虹はかかるからね」というメッセージにも聞こえた。
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■あらためて振り返って
4月になり新年度になりましたが、メンバーに言われた通り"ロス"で引きずっています。パソコンの前に座ると映像やら自分が作ったファイルなどを見返しております。
その中に過去のライブからのセットリストをずっとメモしてきたものがありまして、ぼんやり思考をまとめているうちにふと気がついてしまったことを書いておきます。
Chapter Colors とは?
やっぱりAMEFURASSHIは、何かを伝えるセトリを組んでくるんだと勝手に謎が解けた気がしています。
うまく書けるかは分かりませんが、以下。
このライブは"Colors"一曲を聞いている間に、Colorsの世界観に込められた背景、歴史、想いといった情景を一気に振り返るというドラマを再現した。
わかりにくいので具体的に書くと
M01のColors が始まったと同時に長い回想シーンに入り様々な思い出を巡る旅へ。ラストのメンバーMCはエピローグにあたる。そこから一曲目のColors の情景に戻ってくる
というシナリオ構成です。
つまりM22のColors は、実はM01の続きの同じ時間軸にあるということ。セトリの流れを改めて見てみると
M01…導入のColors
---(ここから皆さんの脳内世界)---
M02-06…現在のAMEFURASSHI はあまりにも”MTA的フリーライブ”な5曲
M07,08…過去へのブリッジ
M09-M12…5年前を意識した歌唱寄りブロックで、if アメフラっシのまま成長したなら…を想像
M13,14…現代へのブリッジ
M15-M21…未来はこうなるはずだったtp、Remixトラック.ダンスナンバー.バラードまで幅広く。セトリ楽曲も土砂降りから雨上がりを感じさせるテーマ構成で美しい。
MC…エピローグ「始まりがあれば、終わりも来る…」
----(現実へ引き戻される)----
M22…実際はM01の続き
AMEFURASSHI とアメフラっシのパラレルワールドを含めた体験する時間旅行ともいえる20曲。実はColorsの1曲を聞いている間に走馬灯のように勝手に思い出している設定ですね。ライブが体感で「秒」だったのも、何となく印象残らずスルッと感じたのも、それでもとんでもない充実感があったのも、仕組まれていた気がします。
現在、過去、未来
一気見することで、どんな曲であっても、その持てるスキルを存分に活かして成長し続けて、その時の最高到達点のパフォーマンスをしていたという記憶は残りました。そう考えるとライブ映像がショート動画で断片的な記憶のようにアップされて続けているのも佐藤○道マネージャーの狙い通りなのかもしれないです。
ということで、名阪で久々に披露された曲を含めて AMEFURASSHIのワンマンライブツアーではALL-TIME HIGHであるという要素は沢山提供されました。あとは「ファン(Colors)が自分好みのセットリストにまとめてChapterが完成する」のだと、こちらに委ねられたのです。
とするとこの日の円盤は出ないかもしれないですね…(←これは外して欲しい妄想)
※なお、自由好みのセトリとして公式にまためたものが AMEFURASSHI IS HERE だった説の提唱をしておく。
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最後にナタリーさんの記事から引用した2部のセトリ。1部と2部で違う楽曲は一段下げてピックアップしておきます。
■ セットリスト
□ 「AMEFURASSHI LIVE TOUR 2026 “ALL-TIME HIGH”」2026年3月1日 Zepp Haneda(TOKYO)
01. Colors
02. Drama
03. ARTIFICIAL GIRL
Blow Your Mind
04. Ready Now
05. Don't stop the music
06. Tongue Twister
07. DISCO-TRAIN
08. Lucky Number
Sneaker's delight
(SE)
09. 月並みファンタジー
10. Flora
11. グラデーション
Secret
12. 雑踏の中で
(SE)
13. Batabata Morning
14. MICHI
MOI
15. Squall
16. 轟音
17. WILD -sty Remix
18. イニミニマニモ -NullPencil Remix
Fly out -Remix
19. ALIVE -Dirty Orange Remix
20. SPIN
21. Over the rainbow
22. Colors
<アンコール>
23. CTRL+Me
24. Love love love
DROP DROP



