「集団と組織」ー民主党のドタバタよりー | なまくら日記の理事長坊主

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先日、税と社会保障の一体改革法案の衆議院における採決が行われた。

そこでまさに、今の政権与党の民主党のお家騒動が勃発している。


私の立場では、

「社会保障費の確保」=「我々のお給料の確保」

ということであり、他人事ではない。


もちろん、私個人の意見として、

「社会保障費を消費税で賄うこと」

「支出を切り詰めない間に、増税をしてしまうこと」

など

に、大いに疑問はある。

しかし、そんなこと言ったってお金がなければはじまらない。

わけで、とりあえず、どうにかして、税収をあげるべく、

国民が一番納得する「社会保障」の名前を借りたのであろう。

次は、本当の財政健全化を行ってほしい。


今回の民主党の動きは本当にお粗末だった。

なんというか、「稚拙」という言葉が、

これほどまでにしっくりくることはなかなかないだろう。

特に、民主党のお家騒動は、

「政権交代」という共通目標がなくなった後の民主党がただの「集団」「烏合の衆」であったことを露呈した。


今回のタイトルにさせてもらって、

「集団と組織」であるが、


集団とは、



  1 人や動物、また、ものが集まってひとかたまりになること。また、その集まり。群れ。
  2 なんらかの相互関係によって結ばれている人々の集まり。 
                                     大辞泉より

組織とは、


    一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。

    また、それを組み立てること。「組合を―する」「全国―」
                                      大辞泉より


つまり、

「集団」+「共通目標」+「役割分担」

となる、


共通の目標がある集団とない集団では、その行動力に大いに差ができてしまう。

団体競技で、チームが勝つことに全員が力を合わせているチームと「個人タイトルを取ることに躍起になっている選手が集まるチーム」の違いが歴然なように、

一人一人の力が同じ方向に結集したとき、1+1は5にも10にもなるのである。

だから、良い集団を作ろうと思った場合、能力の高い人間を集めるのではなく、

皆で共通の目標を抱けるように意識統一を図ること、そして、そのためのコミュニケーションや研修体制が大事なのである。