※今日からしばらく鹿児島治療日記です。
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久しぶりでもない鹿児島。
でも、治療での訪問は7年ぶりの鹿児島。
地元は朝から雨。
前もって頼んでおいたので、夫が駅までクルマで送ってくれる。
思ったより荷物が少なかったけど。
駅からはいつもの電車ルートではなく、
羽田空港まで一直線の高速バスルートを選択。
通勤に被る朝の電車を避けたかったのと
大荷物持って乗り換えする気力がなかったから。
それなのに、
雨のせいか、道路は渋滞していてノロノロと進行するだけ。
時間に間に合うのかなぁとか
お土産を買っていく時間の余裕があるのかなぁとか
スーツケースを預けるかどうしようかとか
もう1本早い高速バスにすればよかったとか、
どうでもいいことをグジグジ悩み、
どうでもいいことすらグジグジ悩む性質だからまた癌になっちゃったじゃん!
とイライラが募ってくる。
でもそのうち、
「まあ、間に合わなかったら間に合わなかったでいいじゃね~か」
という境地にたどり着き、気持ちが落ち着くと同時に渋滞からも抜けていく。
思ったよりは遅れたけど、余裕ある時間に羽田空港に到着。
よかった、よかった。
月曜日朝の羽田空港はラッシュだった。
荷物検査も混んでそう。
空いているレーンに並びPCやバッテリーを取り出そうとしていたら、係員に「取り出さなくても大丈夫」って。
つい数週間前は出さないとダメだったぞ?
混んでるからか?
じゃあ、混んでないときもそうして欲しいです。
あっさりと関門通過。
飛行機まではバスで案内する搭乗口。
しかも、グループ5だし、搭乗順が最後じゃん。。。
なんだかついてないんだな、と思っちゃうけど、気にしないようにしよう。
飛行機の座席は満席だった。
結局預けなかったスーツケースはCAさんにお願いして、上にあげてもらった。
あげる気力もないのか、私?
ビーフコンソメスープで力を得て、
お決まりのキャンディをもらって(ANAの飴は美味しいのだ)、
鹿児島にはいつも通り無事に到着。
天文館までの高速バスは発車ギリギリで駆け込み乗車できてラッキー!
窓の外をぼーっとみている間に、天文館に到着。
また、戻ってきたんだな。ここに。
予定の時間より早いけど、このままオンコロに行ってしまおう!
と気合を入れるためお茶をグビッと一口飲んだ後に、スーツケースを引きずりながらクリニックに向かう。
到着したら、手洗い・検温・パルスオキシメーター。
さあ、PCR検査ですよ!
と思っていたら、直前にお茶を飲んでいたらすぐできないんだって。
なんだよ~泣。
15分ほど待機して、唾液のPCR検査。
検査結果は明日。
これをクリアしないと治療が始まらない。
どうか、陰性でありますように。
肺のザリザリしている感じが強まった感じがする。
気のせい、気のせい。
では明日!とオンコロを後にして、早速ランチじゃ。
閑散としている天文館でいつもおばちゃんたちでにぎわっている吹上庵に入ってみようとなんかふと思った。
実は、吹上庵は一番最初に鹿児島に来た時に入った飲食店。
でもそのときはつゆが甘すぎて口に合わなかったから、それ以来の訪問。
十数年ぶりか?!
久しぶりの吹上庵は、私の知っている吹上庵とは違っていた。
メニューは充実しているし、とにかくお安くてお得。
私は、気になったものが全部セットになっている「ざるたまむすび」を注文。
ざる2枚と卵焼きとおむすび2個セットだぜ。
それで税込980円だぜ。
東京ではありえない価格。
つゆは美味しかった。
甘すぎなかった。
私の味覚が変わったのか、私の勘違いなのか?
この安さとお得さと美味しさは、たぶん今回の鹿児島滞在でのメイン食堂に決定です。
食べ終わってそれでもまだホテルのチェックイン時間にはまだ早いので、
ホテル近くのカフェでお茶して待つことに。
再びぼーっとしているとあっという間に時間がすぎる。
そして、やっとチェックイン。
心配していたけど、ホテルはちゃんと考慮してくれていて、
約10日間同一部屋になったし、ランドリールームのある階になった。
やっとホテルは、私の部屋に。
これからしばらくよろしくお願いしますよ。
自分好みに荷物をセットして、足りないものを買いだしに行こう。
なんとなく、久しぶりのホテル一人暮らしを楽しみにしている自分もいて、
何をしようかなぁ何を食べようかなぁとインスタで検索してみたり、
100円ショップに行っていろいろ買い足すのもうれしい。
このアメブロも、この滞在中は日記代わりに書こうと思う。
(アップするタイミングはタイムリーではありませんのでご了承のほどを)
ささいな気持ちの揺れはあるんだろうけど、
でも案外平気でワクワクしている部分もあるし、
結局、これが人生だしな、と思っているし。
テレビのでかい画面で、家族に遠慮せずにだらだら好きなYouTubeをみる。
自分のタイミングで好きなご飯を食べたり、買い物に行ったり。
積み残しの仕事もちょっとやらなきゃなぁと。
毎日の宿題がまだたくさんあるんだよな。
それが生きている証拠で、幸せでもある。
※時差投稿です