娘は就職前、

最後の遊びきり期間ということで

全く家にいることなく。


夫婦2人だけで過ごす時間が

どんどん増えていきます。


週末は、

夫が朝コーヒーを入れている横で

私はいつもの家事ルーティン。


のんびりと

撮り溜めているバラエティ番組をみたり、

Netflix やアマプラのドラマをみたり。


お腹が空いてきたら、

冷蔵庫を覗いてあるものでごはん。


ちょいとうとうとしたり、

友達と電話やLINEしたり、

自由な時間。


夜になって寝る前に思った。


今日みたいな一日が毎日だったら幸せよね?

と夫に言ってみる。


夫は

「今日みたいな日とは?」

と問い返してくる。


ん〜、だから今日みたいな日だよ。





説明は難しいけど、


時間がゆったり流れる中、

特に贅沢するわけでもなく、

特に大きな出来事があるわけでもなく。


私たち夫婦は時間のエアポケットに入ったよう。

一日は早かったようでもあり長かったようでもあり。


娘は元気で幸せに留守。

電話やLINEで友人の存在を感じる。

私たち夫婦は2人きりだけど2人きりじゃない。


昨日も今日も、特別なことは何もない。

ただ今日という日がきっと明日もあるでしょう。

持続性があると信じたい穏やかな一日。





そうなんだよね。

今が永遠であるという保証はないことはわかっている。

だけど、あからさまな明日への不安は何もない。




そんな一日が送れるって、どんだけ幸せなんだろうと思ったのよ。





だが、夫には

「なんもなくてボーっと過ごせる一日ってこと!」

と伝えるのが精一杯。


もうすぐ定年を迎える夫は

「だからもう働きたくないっちゅうの…」

と、私に聞こえるか聞こえないか微妙な声でつぶやく。


聞こえたけど、無視しまーす!笑