久しぶりの同窓会に行ってきました。


今年は、コロナ禍を明けての久しぶりの開催。


3年ぶり?4年ぶり?の開催でした。




懐かしい顔ぶれと、


全然思い出せない顔ぶれと笑。


最初は申し訳なく思うけど、共通の話題があるからすぐに幼なじみモードに入れるのが、同窓会の謎。




その中に、


ひと目でわかる「ザ・癌患者」の友人が。


思わず隣の席に座る。




恒例の自己紹介タイムで、彼女が病気を告白。


どうしても同窓会に来て、みんなに会いたかったって。





気持ちはすごくわかる。


すごく頑張っているのもわかる。


無理しないで、頑張りすぎないで、ってすごく思いました。





私の病気のことは、同窓会の中でごく一部しか知らなくて。


彼女も、もちろん知らない組。





帰り際に、彼女にだけ耳打ちするように告白しました。





あのね、私も癌患者だよ。

私はステージ4で、もう15年選手。

ステージ4になってからはもう11年。

こんなふうに生き延びている人はたくさんいるからね!





とたんに彼女は涙目になって抱きついてきた。




大丈夫、大丈夫、大丈夫!


私にはそれしか言えないし、それ以上言える言葉が見つからない。


私のように、生き延びている実物を示すのが、今の彼女にとっての希望になればいいな、と思って。




同窓会で別れてからすぐ、彼女からメールが来ました。




「長い間、気づいてあげられなくてごめんね。」

「一人で頑張ってきたんだね。」

「同窓会に来てくれてありがとう。」




あのさー、どんだけお人好し!!!


そういう意味じゃ、ねーんだよ!!!


そんなふうに人に気をつかってばっかだから、癌になるんだよ!!!




と、メールに悪態つきながら、涙が止まらない。





おい、同級生よ、一緒に生き延びるんだよ!


ついてこいよ!