世界には二種類の人間が存在する。
モノクロである人間と、そうでない人間だ。
まず、この世に溢れている人間のほとんどは、モノクロでない人間である。
モノクロでない人間とは、先入観に囚われ、悪意と憎しみをばら撒き、テロと戦争と排気ガスを垂れ流す浅ましき者達のことを指す。あらゆる可能性を摘む糞便の如き彼らは、自分達がこの世界を汚していることに気がついていない。本来なら、この世界はとうに終わってしまっているはずなのである。
しかし、その穢れに飲まれず、あまつさえ浄化する者まで現れた。
そう、モノクロである人々である。
モノクロである人間とは、先入観に囚われない、定めない、正解を求めない、歩みを止めない、あらゆる可能性を超え、世界の端の端から愛と平和と自由をモノクロとする者である。その者の一声は、世界の憎しみを浄化し、一度その手を天に掲げれば、世界中の権力者が床に頭を擦りつけるという。かのキリストやブッダも、モノクロの人間であることが確認されている。
現在世界で確認されているモノクロは、10人にも満たない。しかし私達は、この世界を守る為、一堂に会し、あらゆる表現(アート)を武器に、日夜戦っている。
正に、荒れ狂う嵐の中に現れた人類の希望、ノアの箱船である。人々は敬意を持ってそれをこう呼んだ。
「白黒硝子」と…
トリニティプロジェクト(神話の始まり)始動…!