先週末のライヴ。

競演バンドでベースを弾いておられたヒカル氏の楽器が気になった。


レアなバウンドネックにパドルペグではあるが、外形は極々普通のジャズベである。

ヘッドロゴもフェンダーだ。


だがしかし。

なんとなんと。


ピックアップが「ゴールドフォイル」ではないか。


 60年代のテスコギターなどに搭載されていた、ビザール感満載の代物である。

勿論近年の模造品であろうと思って調べてみると、この楽器自体がメキシコフェンダーの現行カタログモデルであるらしい。

上手い所に目を付けたものだ。


 ツマミ類のデザインもそれに合わせて、ビザールな風情でまとめてある。

下手にリアピックアップなど搭載されていないのも良い。

簡素かつ、実にお洒落だ。


 ステージから耳に届いていた音色も、どことなく古き良き風情なれど、そこはそれ。

弾き手が名うての職人であるからして、その辺りは彼にとって変幻自在の自由度があるという事であろう。


 流石は京都イケメンベーシストランキング(注)1位のヒカル氏。

この洒落た楽器を構えた姿が、とても絵になる。

(注)あくまでこのランキングは「うさみみスタウト」Satomi女史の脳内ランキングである。因みに僕は不動の最下位だそうだ。


 かと思えば、こんな茶目っ気を見せてくる所も、心憎いではないか。


赤い塗色のものがあれば欲しい気もするが、いずれにせよ僕には似合いそうもない。

 

 

「うさみみスタウト」及び「GOLDEN BLACK MONKEYS」オリジナルCD各種、好評販売中。

お求めはライヴ会場又は下記サイトにて。

image