6月某日。
西大路五条での主催ライヴを終えて、急ぎ祇園へ。
友人知人の皆様が多数出演されるライヴを観覧。
不覚にも途中入場となってしまい申し訳なかったが、念願の観覧叶った「コーミッツ」さん。
タイトなリズム隊にアヴァンギャルドなギターワークが独自の化学反応を醸し出す女性R&Rトリオ。
ベーシストYUMIさん、やはり超絶カッコ良い。
「The Lula」の時とはややテイストの異なるプレイで、芸の幅の広さも堪能させていただいた。
続いて、楽しみにしていた「Pains」さん。
メンバー諸氏のブログ記事ではフルメンバーでのリハーサル不足を匂わせておられたが、中々どうしてご謙遜。
一体感溢れる音のウネリが、実に心地良いではないか。
それぞれに主張の強い個々のパフォーマンスも、全く以て痛快極まりない。
そして言わずもがなの超人気バンド「VIVID」さん。
大トリに相応しい貫禄、アクシデントにも余裕の対応。
何よりそのステージから・・・何と申し上げれば良いのか、バンドとしての「徳の高さ」を感じさせられる。
「人徳」という言葉があるが、この場合は「バンド徳」か。
そしてこの日は昔馴染みのベーシスト、カッキー氏の卒業ライヴでもあった。
彼とは長い付き合いだが、スキルの幅が大変広い、実に優れた職人肌のベースプレイヤーだ。
まことにお疲れ様である。
ステージ上も客席も、3組通じて終始熱く盛り上がり、カブリツキで飽きる事なく楽しめる、実に愉快なブッキングであった。
お陰様で楽しい夜を過ごせた由、お会い出来た皆様に、心より御礼申し上げる次第である。
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