とあるライヴカフェの客席にて。
手拍子に夢中になっていたら、腕時計のベルトが突然切れた。
瞬時の反応にて、辛うじて本体の落下は免れたが。

因みに、この腕時計本体は、もうかれこれ38年間常用している代物である。
その間、ベルト切れも数回経験していて、その度毎に、新しい物に交換してきた。

はっきりとは憶えていないが。
前回交換してから、このベルトも20年位にはなるであろう。
予想される出費は少々手痛いが、流石に交換も致し方あるまい

・・・と、覚悟を決めて、時計店を訪ねたのだが。

「あ、これなら直りますよ」
と曰わった女性店主。
ものの5分も経たない内に、カンカンコンと
見事な手際でベルトを「修理」してくれた。
お代は、ホンの僅かな「技術料」のみ。

有り難い。
これで、あと10年は戦える。

ところで。
何処がどう破損していて、それをどの様に修繕してくれたのか。
かの女性店主は僕に、とても詳しく説明してくれた様に思うのだが。

実を言えば嬉しさのあまり、その内容を殆ど記憶していないのだ。
まことに申し訳ない次第である。