実は、滅多にやらないのだが。

「うさみみスタウト」が、わざわざスタジオに入ってリハーサルをするのは、いつも平日の午前中である。
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有難い事に、土日は、ほぼライヴが入っていて。
有難い事に、平日の午後は、ほぼ仕事が入っているのだ。
二人共。
 
で、あるからして。
練習の為に、僕と相方女史の都合が合わせられるのは、平日の午前中のみ、という事になる。
 
午前10時から、正午にかけての、二時間。
常識的に考えて、そんなに早い時刻では無い筈だが。
筋金入りの宵っ張りである僕にとっては、充分に早朝なのだ。
当然の帰結として、眠い目をこすりながらの、リハーサルとなる。
 
この時期、そこまでして、リハーサルをやらなければならないのには、理由がある。
それは、今が二月だからだ。
 
レパートリーに「告白」という楽曲がある。
バレンタインデーの、甘酸っぱい思い出をテーマにした歌詞が、歌われている。
従って例年、二月のライヴでしか、演奏しない。
 
つまり。
三月以降、翌年二月までの一年間は、全くこの曲を演奏する機会が無い、という事である。
 
お分りいただけるだろうか。
一年も演奏せずに居ると、曲をすっかり忘れてしまうのだ。
この楽曲が出来てから、もう随分と年数が経っているが。
毎年毎年、相も変わらず、同じ事を繰り返している。
 
譜面をいくら眺めても、僕は。
一年前に、 自分がどのようにギターを弾いていたかを、全く思い出せない。
ハーモニーパートの旋律も、当然の如く出て来ない。
作詞作曲者である筈の、相方女史ですら。
鍵盤に指を置いたまま、イントロのピアノフレーズが思い出せずに、困り果てている始末だ。
リハーサルが絶対に必要となる、由縁である。
 
早朝リハーサルの成果が気になる御仁は、是非とも確かめに来られたし。