この手の音楽雑誌を購入したのは、もうかれこれ二十数年振りの事である。
少なからず思い入れのある海外ミュージシャン達の、中々に衝撃的な昔語りが掲載されていたので、ついつい手が伸びてしまった次第。
「おっ、今月はマイケルシェンカーですね」
と、レジを担当してくれた眼鏡の青年。
「お好きですか?」
と尋ねたところ、
「そりゃあもう」
と、満面の笑み。
そういえばついこの間まで、この店のCD販売コーナーには、古き良き時代のUFOとMSGが、ずらりと並んでいたっけか。
今時珍しい品揃えだと、嬉しいながらも、やや訝しく思ったのを思い出した。
そうか。
仕入れ担当者は、貴君か。
今度会ったら、また少し、話をしよう。
