俯き加減で、流れの中に佇む水鳥。

一見、哲学的な思索に耽る風情とも、見て取れる。

が、しかし。

そんなものは、人間様の得手勝手な、幻想に違いない。

 

「腹減ったなぁ~」

「今日はあんまり、魚居らんなぁ~」

 

実際は、そんなところではなかろうか。

 

騙された、などと思うなかれ。

それこそ、人間様のエゴである。

 

いくら、サギだといっても。