こんにちは、Achiです
前回に続き、BT17での診察レポです
呼ばれるはずがなかった内診室に呼ばれ、台に上がって超音波検査を待つこと4~5分。
頭の中は混乱してグルグル
涙でマスクの中はぐしょぐしょ
“落ち着いて、落ち着いて”と自分に言い聞かせるものの、はやる気持ちを抑えられません
ようやく私の番。
寺元理事長:「はい、診察ですよ~」
超音波検査の器具(プローブ)が入った瞬間、子宮の画像がモニターに映し出されました。
と同時に・・・
ある!黒い●が、ある!
理事長は、一旦子宮を見たあと、卵巣や卵管などを一通りチェックしてから、
「やっぱ、これやな。ちっこいけど、これやね。」
と、子宮を再びチェックし、サイズを確認して、内診終了。
・・あった、胎嚢があった!!
子宮底のど真ん中のベストな位置に、胎嚢があった!!!
一旦止まっていた涙が、また溢れてきて止まらない。
BT12でHCGが伸びなかったので、「このまま数値が下がっていく」と言われ、流産を覚悟して臨んだ診察だったのに・・・まさかの胎嚢確認。
その後、トイレに行って鼻をかみ、涙をふき、ぐしょぐしょのマスクを取り換えるものの、待合室に戻ると、また感極まって涙が出てきます。
診察室1番に呼ばれ、理事長から説明が。
理事長:「Achiさんね。(メモを書きながら)小さいけど、これが胎嚢ですな。また5日後に来てくださいね。」
そしてスクリーンに映し出されていたβHCGの値は、なんと1091
ということは、5日間で1000以上増えたってことですか
ということは、おそらくBT14あたりには既に血中のHCG濃度は200 IU/Lを超えていたはず。
血中HCGが尿中HCGに比べてだいたい1.5~2倍だとしても、BT15や16の時点では、さすがに尿中HCGも200を超えていたはず(朝一の尿で検査していますし。)。
となると、200の時点では、私の場合はまだ終了線より判定ラインの方が薄かったということ。
つまり、前回ご紹介した、チェックワンのメーカーが出している、200 U/Lで終了線とほぼ同じ濃さになるという写真は、個人差があるということ。
ちなみに、BT17でHCG1000超えの時の検査薬の反応は、判定ラインの濃さだけでなく、反応も早かったです。
これが尿をかけた直後 終了線が出る前に判定ラインがハッキリ出ました。
そして、これが終了線が出て1分後 BT17で初めて終了線よりも明らかに濃い判定ラインが出ました。
よく、ドゥーテストの場合は、HCG1000超えで終了線よりも判定ラインが濃くなると言われていますが、チェックワンも同じなのではないかと思いました。
ただ、いずれにしても、血中濃度と尿中濃度の差は個人差があるでしょうし、フライング検査だけでHCGの伸びを判断するのは非常に困難
実際のHCG値は分かりませんので不安が募るばかりで、精神衛生上も良くありません。
フライング検査では大きな変化が無いように見えた私の場合でも、ちゃんとHCG1000を超えていたわけですので、判定ラインを見て落ち込みすぎるのは良くない、というのが私の結論です
処置室前で看護師さんに呼ばれ、胎嚢確認後の注意事項を渡された時も、目は真っ赤。
しかも、看護師さんの手元にあるカルテに、マタニティーマークが付いているのを見て、またじ~ん・・・
さて、低HCGでもこうして無事に胎嚢確認ができたわけですが、ここからスムーズにいったかというと、そうではありませんでした・・・。
次なる壁、心拍確認については、また次回に。