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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

 
ついにこの日が来たっ!!
★★かんぼじあナースツアー★★
↓↓
http://www.japanheart.org/event/2015/post-34.php

なぜこんなにも心待ちにしているかというと、理由があるひらめき電球

2008年、野望に溢れるナース達によって立ち上げられたのがこのカンボジア事業てんとうむし
活動地の選定から、事務所の設置、現地政府との覚書、医療者受け入れの仕組み、病院との交渉、現地人指導などあらゆることをナースが行ってきた。
慣れない作業に右往左往しながら、
同時に彼らは「途上国での日本人看護師のあり方」を見つめ続けてきたクローバー

ここカンボジアも近隣のアジア諸国と同様に、看護師=医師のアシスタントというイメージも根強く残っており、看護師の独自性はまだまだ低いのが現状である。

そんな中、現地に求められる医療事業を展開するため、チーム戦で日々悪戦苦闘している日本人看護師たちがここにいる桜

カンボジアでは、事業の企画や運営はほとんどナースの手によって行われている。
普段、医師はというと、、いない汗汗
手術後も病院にはナース一人が残り、患者の傷口を消毒して退院させる。
数か月前は普通に日本で看護師として働いていた人たちだ。

”ここには自らの成長を越えたやりがいがある”

観光も楽しみつつ、お金に変えられない経験と出会いがきっと待っている★★



ナースショック!彩未


この試みは、カンボジア社会への貢献の一環として始めるねこへび
今カンボジアでは日系企業が商業省登録ベースで1000社を越え、
日本人商工会員数でいうと2010年から約3倍に膨れ上がっているシラー
同時に日本語を勉強して日系企業への就職を狙う若者が増加している。
しかしご存知の通り、机上の勉学だけでは日系企業で働けるレベルまではなかなかいかないあせる
日本語は話せるようになることと日本人と一緒に働けるということは別のことだからだひらめき電球



そこで私は彼らにJHのフィールドを提供することにし、4月から日本語学校との調整をすすめてきた。
その結果、学校のカリキュラムの一環として実施させてもらうことに成功したクラッカー
生徒はローテートで活動に参加する。学生の選定は学校に任せているが、
どうやら成績が良い順に活動に参加させているようだ。
ある程度の医療用語は事前に勉強してもらうメモ
そして活動に臨む!!



簡単な言葉の通訳から、掃除、水汲み、荷物運びまで何でもやってもらう。
若いから何事も吸収が早い星
活動中にだらつくことを予想していたが、積極的にやってくれるグッド!
(単位がかかっているから一生懸命やってる!?)

  

このしくみがうまくいけば、他の学校にも広げていける。
若い彼らの力も借りて、
これからも”医療の届かないところに医療を届ける”



ナースショック!彩未

先日、カンボジアの看護師が一人誕生した音譜
ジャパンハートに奨学生として4年前に入所し、
日本人との共同生活やジャパンハートの地方での医療活動を手伝いながら、
プノンペンの看護大学に通い、先日無事国家試験をパスし、
晴れて看護師となったピエンくん。(写真左)

これからジャパンハートで2年間お礼奉公を積みます。
一看護師となり、めきめきと腕をあげてきているピエンくんグー
この成長ぶりには、日本人の看護師もあっぱれ目


お金では買えない経験、
お金では作れない人、
私たちはお金の支援だけでは得られない大切なことを
彼らに長い期間かけて教え与えます。


人をつくる、育てる、
言葉で言うのは簡単だけれど、これは難しく想像以上に長い時間がかかります。
でも喜びも一入です。
こんな活動をこれからも続けていきます。

★★医学生奨学金事業 「夢の橋プロジェクト」★★
ジャパンハートでは経済状況が悪く夢をあきらめるざるを得ない地方出身で学力優秀な学生に日本の里親を紹介しています。
↓↓↓
http://www.japanheart.org/cambodia/activity/yumenokakehashi/



ナースショック!彩未