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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

看護師ayamiの海外医療ガチblog-ラオス・こども⑩
-2011年のこと-

突如、総務の要がやってきてから1ヶ月が経過した。
当時、事務局を牛耳っていたI看護師は、自分の仕事を分担してくれる人が現れた喜びを隠しきれないでいた。
看護師で事務局を回していた時代がいよいよ終わる、
まさに「変革期」であった。
こうして、私たち看護師は本来の業務に専念できるようになったのだ。


2度あることは3度ある。(使い方が違うか汗
幸運は2度でおさまらなかったいて座
な、なんと今度は、総合商社あがりのイケメンダディオジ(丁寧な言い方はダンディーなおじ様)
が参戦!!(推測50歳)


彼とJHとの出会いは、2008年ミャンマー。
彼は、前職でミャンマーに駐在していた。
当時約10万人以上の死者をだした、ミャンマーサイクロン(台風)台風
支援活動に励んでいたJHスタッフによくご飯をごちそうしてくれていた。


そんな彼も東日本大震災などを機に、自身の人生を見つめ直したそうだ。


それにしてもだ、「ほんとに、こんなところでいいんですかはてなマークはてなマーク目
(吉岡先生、すみませんカゼ
これが、私が率直に思ったことだった。


まさに、これが今の事務局長K氏。
彼から学ぶべきことはたくさんある。
仕事への姿勢、周りへの配慮。
常に冷静沈着であり、得意の論理的思考で一見複雑そうな難題・課題もするすると解くところは
まじでかっこいい。
しかも、ポイントは生意気な私の話もちゃんと聞いてくれることブタ


私はこうして異分野での経験豊富な、熱い志を持っている人たちと一緒に働くことになった。


ふうDASH!日々是勉強。
ナースショック!彩未
看護師ayamiの海外医療ガチblog-ミャンマー・患者さん
こどもの患者さんとはいポーズチョキ

看護師ayamiの海外医療ガチblog-カンボジア・スタッフ②
手術を控えた患者さんの情報収集。
手術を安全に実施するために、こどもが患者さんの場合は家族からも情報を得ますねこへび

看護師ayamiの海外医療ガチblog-カンボジア・スタッフ
私たちが村で実施するモバイル診療の様子。
医師が診察する前の問診を看護師がとりますチューリップ赤

看護師ayamiの海外医療ガチblog-おしゃべり
手術後の点滴管理。
手術室と、病棟の看護師がよく相談していますあじさい


看護師ayamiの海外医療ガチblog-海外医療と看護師
手術が終わって元気になった子どもたちは、遊びたい欲求でいっぱいにひひ
病棟を走り回ります。
「ねえ~看護師さ~ん、遊んで~」馬


ナースショック!彩未
カンボジアのジャングルで生活していた2008年、私は他人の「感性」によって命を救われた経験をした。
いわゆる第六感というやつだ。
その後、私は自分自身の感性をいかに磨いていくかを意識するようになった。


感性は使えば使うほど精度が増す桜
スポーツが上達する過程のように。

一方で使わないとどんどん精度はおちる。
たとえば、忙しくて目の前の仕事だけ考えているとき。
お金がなくて預金口座の残高ばっかりみているとき。
感性が鈍るときって、だいたい「お金」か「余裕」がない合格


見てなくても周囲の状況を敏感に察知できる感性。
「美しいもの」を「美しい」と感じることができる感性。
雑念に惑わされず自分の本当の声をきく感性。

私は、いざ究極な判断をしなければならないときは理性や知性以上に「感性」がすごく重要だと思っている星
この場合「勘」とは違う。


しかし、修行に出るほど時間はない。
じゃあ、日常の中でどうしたら感性をみがけるはてなマークはてなマーク


私の考えは、
状況と行動をひっくり返すことひらめき電球
たとえば、あなたが経済的余裕がないとき、いつも買っていたけどまず買うことをやめるものはなんですかはてなマーク
私の場合、まず「花」を買うことをやめていた。(ちなみに次は果物)
生きていく上ではあまり必要のない+αのものだと思っていたから。
でも、あるときひとつ鶏肉をあきらめ、花を買ってみた。
部屋に一輪挿しを飾った瞬間、空間が変わった。
すると心に少し余裕が生まれた。
なぜならば、「花」は経済的に余裕があるときに買うものと認識してるから。


たとえば、あなたが精神的余裕がないとき、どうなるはてなマークはてなマーク
新しいものを受け入れる気力がなくなる。

でもそんなときこそ、ひとまず今まで興味のなかった分野を覗いてみる目
なんでもいい。
新聞のいつもなら飛ばすページを見てみたり、本屋の行かないコーナーに足を踏み入れてみる本
普段あまり合わなかった友達に会ってみてもいい。服や髪型をイメチェンしてもいいねこへび
少しずつだけど、日常が変わっていく黄色い花
考え方が変わっていく。


感性を磨くことも努力がひつよう。
心に余裕をつくり、美しいものを美しいと感じる時間をもつこと。
これによって感性は磨かれ、新しい感性を生み出すと思っている。


ナースショック!彩未