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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

最近ある人にこう言われた。

「彩未さんって自分のことめっちゃ好きでしょはてなマーク
「親にどう育てられたのはてなマーク」」

ちなみにこの人はいい意味で言ってくれたが、そんなこと考えたことなかった。


私は専業主婦の甘い母親と自営業の厳しい父親に育てられた。
印象に残っているエピソードは、私が6歳のころ。
親戚のお姉ちゃんの家に遊びにいったとき。

私が欲しかったキキララの鉛筆は、まだ箱にはいった状態で机のひきだしに入っていた。
私は考えた末、それを靴下の中に隠すことに。
左右に6本ずつくらいいれたと思う。
歩き方はぎこちなかった。


家に帰って数分たったとき。
恐れていた電話がかかってきた。

ドキドキドキ。

父「お姉ちゃんの鉛筆しらないか?」
私 「知らない」むっ
父「本当か?」
私 「・・・・・・。」ガーン
父「どこだ!」
私(ズボンの裾をあげる)
父「ぷっ」(ちょっと笑ったのを見逃さなかった)
父「ゴツンドンッ」(怖い顔でげんこつがとぶ)
父「自分がされたら嫌なことは人にもするなっていっただろっ!!
いますぐ返しに行ってこいっっ!!プンプンDASH!


私がこの出来事をいまだに覚えている理由を考えた。
多分、父親が怖かったからではなく、父親の愛情を感じたからなのからだと思う。
自分を心から非難しているのではなく、自分のした行動に対して怒っているのだと無意識のうちに感じ取った。

「お前はどうしてこんなことができるのか?」とか、「そんな子に育てたつもりはない」などと自己否定されたことは一度もない。


私の自己肯定感が高いのは、この親の育て方が大きく影響していると思うとその人から言われた。


父が亡くなって1年と8か月。
今頃そんなことに気づいた。



ナースショック!彩未



看護師ayamiの海外医療ガチblog-ミャンマー・笑顔
病院の患者さん。
子どもがつかんでいるのは、看護師さんの指です黄色い花
(ミャンマー)

看護師ayamiの海外医療ガチblog-ミャンマー・親子
笑顔が素敵☆
写真もレトロ感が出ていて、なかなかいいでしょ?
(ミャンマー)

看護師ayamiの海外医療ガチblog-ラオス・親子④
わが子の寝顔を見つめている母親。
元気に大きくなってね~。
(ラオス)

看護師ayamiの海外医療ガチblog-カンボジア・親子⑤
ハンモックですやすや気持ち良さそう。
(カンボジア)


ナースショック!彩未
半年ぶりのミャンマー。
今回は少なくても1か月以上はいることになりそうだ。
早速、ネット環境の悪さにイライラしているがむっ


なにをやるかって、ヤンゴン事務所の改革。
ミャンマー事業が始まって9年目になる。
この国はジャパンハートの生みの親、活動の原点となる場所だ。
わたしにとっても出発地点である。


‘いい事業は継続しないといけない’
そのために必要なのは、いい人材としくみである。
カンボジアでもラオスでもその大切さをリーダー達に伝えてきた。


最後は出発地点であるここミャンマーに舞い戻ってきた。



さーて、これからどのようにやろうかはてなマーク
事業が増え、50名のスタッフ。その一方で苦難も増えている。
もうすでに始まっていることもあり、いろんなことが一筋縄にいかない叫び


前に立ちはだかる壁は高そうだけど、私はこれをやらなければならないと感じている。


東京本部を支えてくれているスタッフたちがいるから、安心して今ここにいれる。
決戦のときがきた。


ナースショック!彩未