最近後輩にこう言われたシリーズ2
「私も長谷川さんのようにいつどこへ行っても即戦力として活躍したい」
周りからはなんとなくできているように見えるかもしれないけど、
私の臨床能力はだいぶ落ちている。自分では痛いほどそれがわかる

そして結構毎回落ち込む。
だから例えば手術の介助でもいつも忘却曲線の下降前に必ず入るようにしている。
そうすると手の感覚、時間の感覚を忘れないからだ

私にだって自信がない時もある。
でも患者の前では絶対にそう振舞いたくない。
たとえ、麻酔がかかっていても、自信のなさを見せない。
それが最低限の礼儀だと思っている。
自分が患者の家族だったら、例え自信がなくても堂々とケアして安心させてほしいと
思うでしょ

それであとで陰で努力する。
いつどこへ行っても即戦力として活躍することはだれでもできると思う

時間を見つけてそのための努力をすればいいだけだから。
それは、定期的な自己の振り返りかもしれない。
苦手なことにひとつ挑戦することかもしれない。
自分のなりたいイメージ像と近い友を持つことかもしれない。
それはやっていけば自分にとってより有効な方法がわかってくる

世の中の即戦力となっている人たちは、みな陰で努力をしているのだと思う。
ナース

彩未