
最近は2年程の長期で参加を希望する看護師も徐々に出てきている

1年間は基礎力をつけるため、「国際看護長期研修」へ。
その後は、ミャンマー、カンボジア、ラオスと各国での活動に参加し、応用力を身につける。
一つの国でプロジェクトを管理するような関わりをする人もいる。こういう関わりではコーディネート力、忍耐力、コミュニケーション力が養われる

よく短期と長期で得られるものは何が違いますか?と聞かれる。
私は人それぞれ状況が違うので短期間の関わりを否定するわけでは決してないが、
強いて言うなら「本物の仲間」と「物事を見極める力」と答える。
私は今本気でぶつかり合える仲間がいるが、
これは誰もがもっていることではないのでは

同じ方向を見据え、同じことを喜びとする仲間。
しかも、同年代の人だけではなく違った分野の幅広い年齢層でこの仲間ができる。
また、「物事を見極める力」というのは著明に表れる。
「国際医療」、「国際協力」というものは考え出すと「宇宙」のようにきりがない

何が正しいという答えはない。
でも間違っている支援の仕方は確実にあると思う。
その結末は現地にあり、現地の人たちが被害を被る。
短期間の関わりだと、その活動の表面的なものしか見えない。
そこにその活動があるということはわかるが、
この活動の背景や目的、将来的な効果、影響を受けている人々、問題点などは、
じっくりそこに腰を落ち着かせないと見えてこないものだったりするから

自分が差し出した分のものが返ってくるのは
自然の摂理のような気がする

これから一人、またひとりと仲間が増えたらこれ幸い。
そのために自分自身ももっと磨かなきゃ



ナース
彩未




」っていう理由。









